雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森101 尾瀬あきらさん作『夏子の酒 第1巻』モーニングKC、講談社、1988年第1刷

2010年11月24日 05時27分57秒 | 本と映像の森
本と映像の森101 尾瀬あきらさん作『夏子の酒 第1巻』モーニングKC、講談社、1988年第1刷

 里山の話を「雨宮日記」で、したので、里山関連のコミックを紹介します。
 
 主人公は、新潟の小さな酒造会社の娘、佐伯夏子さんです。
 夏子さんは、小さい頃からお酒が大好きで、どんなお酒でも一度飲んだらその味を忘れない。
 
 でも東京にあこがれて、佐伯酒造は兄にまかせて、東京の小さな広告会社に就職します。
 それから2年、22才になった夏子さんのもとに、郷里から「兄が倒れた」との報で、仕事の合間に、一日だけ郷里へ帰るところから物語が始まります。

 兄は数ヶ月後にガンで亡くなり、夏子さんは、兄の見つけた「まぼろしの酒米」「龍錦(たつにしき)」の種籾を育てて増やすことを始めます。

 兄の言葉「夏子、お酒はお日様の光りなんだな」

 夏子さんの作った新聞広告「美酒、なないろに輝いて」

 里山もそうですね。
 太陽が光り輝いて、日の光と、土と、水で、里山の生きものは生きていくんです。

 夏子さんの米作りの苦労と、酒造りの苦労は、2巻以降で。