遠州の歴史 北遠の山城・高根城の切手が発売されています
浜松市・遠州は、南北朝時代と近世の山城がたくさんある地域です。
写真は、発売された高根城の切手です。
今川・徳川・武田などが遠州の覇権を争った戦国時代の城ですが、この高根城は現在の浜松市天竜区水窪町地頭方にあります。
標高420mの通称「三角山」の山頂にあって、武田時代の山城が当時のままに復元されています。
浜松市・遠州の最北端の山城です。
地元の領主・豪族の奥平(おくだいら)氏が15世紀の前半に築き始めたようですが、その時代に遠州を支配した今川時代を経て、16世紀には武田と徳川の争奪戦になりました。
いま復元されているのは、武田時代の砦(とりで)です。
奥平家について、ぼくの一番の情報源は、小説家の宮城谷昌光さんの『風は山河より』でしょうか。
まるで真田家のような、マージャン両面待ち、どっちが勝ってもいいように、両軍に自分の家を別けるというのか、そっくりなのには、あきれるよりは、感動しました。
もちろん『風は山河より』の主人公は、冷徹な奥平ではなく、もっと熱血で、今川にも武田にも反抗し、徳川へ、というより自分たちの「山河」への忠誠を貫いた野田菅沼家です。
『風は山河より』は、いくつかの面で、別途紹介します。
浜松市・遠州は、南北朝時代と近世の山城がたくさんある地域です。
写真は、発売された高根城の切手です。
今川・徳川・武田などが遠州の覇権を争った戦国時代の城ですが、この高根城は現在の浜松市天竜区水窪町地頭方にあります。
標高420mの通称「三角山」の山頂にあって、武田時代の山城が当時のままに復元されています。
浜松市・遠州の最北端の山城です。
地元の領主・豪族の奥平(おくだいら)氏が15世紀の前半に築き始めたようですが、その時代に遠州を支配した今川時代を経て、16世紀には武田と徳川の争奪戦になりました。
いま復元されているのは、武田時代の砦(とりで)です。
奥平家について、ぼくの一番の情報源は、小説家の宮城谷昌光さんの『風は山河より』でしょうか。
まるで真田家のような、マージャン両面待ち、どっちが勝ってもいいように、両軍に自分の家を別けるというのか、そっくりなのには、あきれるよりは、感動しました。
もちろん『風は山河より』の主人公は、冷徹な奥平ではなく、もっと熱血で、今川にも武田にも反抗し、徳川へ、というより自分たちの「山河」への忠誠を貫いた野田菅沼家です。
『風は山河より』は、いくつかの面で、別途紹介します。