雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

原発ニュース 「福島県浪江町で5月に耳なし兎が生まれた」

2011年12月30日 11時53分31秒 | 地震・原発・津波・防災情報
原発ニュース 「福島県浪江町で5月に耳なし兎が生まれた」

 昨日(12月29日)、兄夫妻と話をしていて「むかし日本子孫基金という名称の団体の情報で、福島で耳なし兎が発見された」という話を聞いて、いまネットで検索しました。

 ちゃんと耳が見当たらないウサギの写真が載っていました。「耳なしウサギ 福島」でヒットします。

 たくさんウサギを飼っている浪江町のAさん(56才)で、今年4月末に生まれたと推定されるウサギの中に1匹だけ、耳の見当たらないウサギがいるのを5月11に見付けたそうです。

 Aさんの話「本来なら耳がある部分を触ってみると、小さな突起がありました。声をかけても反応が鈍いので、聴力にも少し問題があるようです」


 福島第一原発から30km以上です。

 「YouTube」の動画も乗っていて、映像を見ました。実在に疑う余地はないと思います。

 飼い主さんが獣医さんに見てもらったら「耳の穴そのものがない。耳骨で音を感じているのではないか」とのこと。

 さらに飼い主さんは「3月には私も鼻血が出ました」

 みなさん、これをどう考えますか?

 ウサギの子は、妊娠して約1ヶ月で生まれるそうです。

 つまり、このウサギの子が母ウサギの胎内で生命を得たのは3月末となります。

 ぼくはやはり、爆発初期の放射能、とくに「ヨウ素131」の影響による遺伝子異常と思いますが。

 このウサギの遺伝子異常があるかどうか、調べて欲しいですね。

 

本と映像の森 181 『ニュートン2011/10』「太陽」特集

2011年12月30日 11時16分47秒 | 本と映像の森
本と映像の森 181 『ニュートン2011/10』「太陽」特集

 月刊科学雑誌の「Newton ニュートン」(ニュートンプレス発行、10月号定価1000円)は、コンビニにおいてあるので、ときどき、気に入った特集があると買います。

 この号は「太陽=地球コネクション 今おきている太陽の〝変調〟と地球環境」(p20~p51)で、太陽の異変の特集です。

 太陽の明るい光球に現れる真っ黒い「黒点」はふつう11年周期で増えたり,減ったりしていますが、黒点がいちばん少なくなる極小期である2007年から黒点がほとんど現れない日が通常より異常に多く、しかも、極小期が通常より異常に長く続きました。

 古代中国人は,肉眼で太陽面に出た黒点を(どうやってかわかりませんが)見て「太陽面に黒いカラス」がいると認識したようです。

 観測史上では、17世紀の1650年頃から1700年くらい(「マウンダー極小期」)と1790年から1820年頃(「ダルトン極小期」)があり、実はその時期は気温が地球上で低下する「寒冷期」になったのです。

 マウンダー極小期にイギリスで描かれた絵画では、ロンドンのテームズ川が凍結している様子が描かれています。

 黒点の少ない時期は、地球に届く太陽光も少ない時期なのです。

 つまり、二酸化炭素の増大で「温暖化」が起きている(と多数派説ではなっている)のですが、それを打ち消すような「寒冷化」が働くと、結果として±、どっちになるのか、わかりませんということです。

 そこで『天文年鑑 2012』(2011年11月25日発行)をみると「太陽黒点相対数(年平均値)」(p204)は、以下のようです。

 2007年  90.0
 2008年  34.4
 2009年  37.2
 2010年 198.0

 ここに掲載されている1949年以後の年平均値では、1954年の極小期で54.9ですから、それを下回っていて、しかも極小期が2年も続いています。

 ようやく黒点数は回復してきましたが、どこまで回復するか、注視すべきだと思います。

 二酸化炭素による地球温暖化を打ち消すほどの寒冷期はくるのでしょうか?


雨宮日記 12月29日(木) ぼくの兄夫婦が恒例の里帰りで飲み会

2011年12月30日 05時20分25秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月29日(木) ぼくの兄夫婦が恒例の里帰りで飲み会

 ぼくの兄弟は、上に兄がいて、下に妹がいます。兄は名古屋で大学で知り合った彼女(名古屋の人)の家に結婚して入り込んで、名古屋に住んでいます。
 
 妹は、テニスサークルで知り合った彼氏と結婚して、浜松市東区下石田町に住んでいます。

 毎年、兄は、年末に浜松に帰ってきて1泊してから、兄の別荘のある長野県白馬で、お正月を過ごしています。

 今年も、兄夫妻が泊まりに来たので、我が家の近くのお寿司屋さんに、にぎり寿司とちらし寿司を注文して、宴会になりました。

 ぼくは、深夜の仕事がまだあるので、ウーロン茶を飲みながら、兄夫妻、ぼくたち夫妻、88才の父(耳が聞こえないので、筆談で会話に参加)、家にいる次女、結婚して我が家の近くに住んでいる長女、の7人で、いろいろ話をしました。

 兄夫妻は、大学時代から、ずっとアマチュア演劇をしげいて、兄は、執筆や演出や役者をしています。

 今年2月に、兄が役者として出演する、チェーホフの「三人姉妹」のチラシを見たら、見に行けそうなので、今年は、則子さんと見に行こうかな、と思います。

 話をしていたら、次女のIさんが「何年か前に、チェーホフの「かもめ」を名古屋で観たけど、なんか、よくわからなかった」といいました。

 兄「それは演じる側の問題だな」
 
 ぼく「Iさんの方の問題じゃないよ」

 兄「ただね、チェーホフは、劇の中で解決しないんだよ。いろいろ提起はするけど。最近の若い人たちの傾向として、わかりやすく解決する劇をつくっちゃうということはあるね」

 ぼくは「そうかあ、簡単に解決できる課題なら、劇にするまでもない、ということかな」

 ☆

 そういう演劇の話のあと、兄が2月に「三人姉妹」公演のおわったあと、夏に福島原発事故をテーマにした演劇の戯曲を書くのだそうです。

 原発と放射能の話で盛り上がりました。

 ぼくの長女も、次女もふくめて、雨宮夫妻と子ども2人の合計4人の参加した、まじめな話ができたのは、初めてかな?

 兄弟や親子で、こういう深い話ができたのは、感激です。

 

 

浜岡原発情報 浜岡原発訴訟の第4次原告団と支援組織の結成集会

2011年12月30日 04時56分13秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜岡原発情報 浜岡原発訴訟の第4次原告団と支援組織の結成集会

 来年の話をしますが、もうあと2日で2012年(平成24年)ですから、鬼は笑わないでしょう。

 今年5月27日に、静岡地方裁判所浜松支部に、まず地元御前崎町などの人々が中心に原告になり、中部電力を被告に、浜岡原発の永久停止を求めて提訴しました。

 その後、静岡県中部の人たちが第2次、磐田・掛川など東遠地方の人たちが第3次提訴をして、第3次までで129名の原告団になっていました。

 浜松市・湖西市からも原告を募ることになり、いま50人を目標に、各階・各分野に原告をお願いしています。

 1月15日(日)午後に、「浜岡原発永久停止訴訟第4次原告団」と支援組織の「浜岡原発裁判を支える浜松・湖西の会」の結成のつどいをおこないます。

 時間:午後1時30分開会
 会場:浜松地域情状センターホール(定員160人)
    場所は遠鉄電車遠州病院駅下車、東へ徒歩数分です
 

 総会後、東芝で福島第1原発や浜岡原発の基本設計を担当した渡辺敦雄さん(東京大学工学部卒業、東芝原子力事業部に所属、現在は沼津高専特任教授)の記念講演があります。
 
 どなたでも参加できます。

 会場で講演のカラー資料(A4版で5枚、裏表印刷)の募金をお願いする予定です(任意です)。

 なお、雨宮智彦(静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク代表として)と雨宮則子(原水爆禁止浜松市協議会事務局長として)の2人も原告になります。

 原告は、裁判所への訴訟費用1万円を負担する約束で原告になるので、何回か、典子さんと夫婦の真剣な話し合いをしました。

 なにしろ1万円ですからね。

 結論としては、すこし財政のあるごみ環境ネットからは団体として1万円支出する、財政の余裕のない浜松市原水協からは出さず、これは則子さんが個人的に負担をする、ということになりました。

 浜岡原発をとめるために、則子さんといっしょに、できることは何でもしたいです。

 やるぞー!

 (宮崎駿さんのアニメ「天空の城ラピュタ」で、主人公のひとりの男の子・バズーが、主人公のひとりの女の子のシータの前で、飛行石の坑道を出て「やるぞー」と決意をシータにいう場面がありますが、そういう気分です。アニメではそのあと、天敵のムスカ大佐に二人ともつかまっちゃいますから、空決意に終わったんですが…)。