遠州古代史の本 森浩一さん著『「東海学」事始め ー東海の歴史を歩くー 』学生社、2005年7月30日初版、194ページ、定価2000円+消費税
「東海学」「関東学」「地域学」の提唱者である森浩一さんが、その東海地方(愛知県・三重県・静岡県)の寺社・遺跡を歩いた本です。
森浩一さんの特徴は、人間がそこで生きている遺跡という角度からモノ・遺物を評価できること、各地の交易・交流とくに海上交通を見落とさないこと、生産から遺跡・遺物を見れること、などでしょうか。
60項目で100近いポイントを紹介し「東海に住む人や関心をもつ人が、ここにとりあげた百に近い歴史遺跡のうちの何カ所を知っているのか、訪れたことがあるのかを自己点検するのに本書を活用されると幸いである」(はしがき、p3)と書いておられます。
これに触発されて、ぼくたち夫婦も、この本を持って東海地方を回ろうと思います。2人で回るのが条件ですから、今のところ、出発点は2011年11月末でゼロです。
静岡県内では、富士山と徐福伝説、登呂遺跡、賎機山古墳、志太郡衙跡、松林山古墳と遠江国分寺、蜆塚遺跡と伊場遺跡、の6項目で8遺跡です。
「四国お遍路」は88カ所だそうですが、「東海・古代の巡礼の旅」は何カ所になるでしょうか。時間がかかりますが「同行2人」の旅を愉しみたいと思います。
邪推ながら,民主党の管直人さんは、いまごろ「四国お遍路」を歩いているんでしょうか?
なお勝手に決めてますので、空海さんの代わりで「同行」予定の女神・則子さんにはこれから相談です。
最後に森浩一さんの「あとがき」から。「簡単そうではあるが、五十を見終わるまでに僕も五十年あまりの歳月を要した。千里の道も一歩から。それと東海を知ることが、日本とは何かにせまれる一つの道(たぶん近道)になるだろう。」(p194)
森さんは1928年生まれですから、今年83才。来年も本を出して欲しいです。
「東海学」「関東学」「地域学」の提唱者である森浩一さんが、その東海地方(愛知県・三重県・静岡県)の寺社・遺跡を歩いた本です。
森浩一さんの特徴は、人間がそこで生きている遺跡という角度からモノ・遺物を評価できること、各地の交易・交流とくに海上交通を見落とさないこと、生産から遺跡・遺物を見れること、などでしょうか。
60項目で100近いポイントを紹介し「東海に住む人や関心をもつ人が、ここにとりあげた百に近い歴史遺跡のうちの何カ所を知っているのか、訪れたことがあるのかを自己点検するのに本書を活用されると幸いである」(はしがき、p3)と書いておられます。
これに触発されて、ぼくたち夫婦も、この本を持って東海地方を回ろうと思います。2人で回るのが条件ですから、今のところ、出発点は2011年11月末でゼロです。
静岡県内では、富士山と徐福伝説、登呂遺跡、賎機山古墳、志太郡衙跡、松林山古墳と遠江国分寺、蜆塚遺跡と伊場遺跡、の6項目で8遺跡です。
「四国お遍路」は88カ所だそうですが、「東海・古代の巡礼の旅」は何カ所になるでしょうか。時間がかかりますが「同行2人」の旅を愉しみたいと思います。
邪推ながら,民主党の管直人さんは、いまごろ「四国お遍路」を歩いているんでしょうか?
なお勝手に決めてますので、空海さんの代わりで「同行」予定の女神・則子さんにはこれから相談です。
最後に森浩一さんの「あとがき」から。「簡単そうではあるが、五十を見終わるまでに僕も五十年あまりの歳月を要した。千里の道も一歩から。それと東海を知ることが、日本とは何かにせまれる一つの道(たぶん近道)になるだろう。」(p194)
森さんは1928年生まれですから、今年83才。来年も本を出して欲しいです。