雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 8月15日(水) 終戦の日、「戦争を終わらせる」と「原発を終わらせる」

2012年08月16日 06時53分26秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 8月15日(水) 終戦の日、「戦争を終わらせる」と「原発を終わらせる」

 第2次世界大戦の終わる日、1945年8月15日から数えて「67年目」の「降服の日」でした。

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 午後3時に、則子さんと車で家を出て、市役所に向かいました。浜松市役所1階ロビーで開かれている「新 原爆と人間」展の片付けです。

 少し早く着いたので、パネルをじっくり見たり、読んだり、全体の雰囲気写真を撮影したり、早めに集まった実行委員と、支援してくださった詩の職員の方お、話をしました。

 いつも、浜松市の担当の職員のみなさんが、まるで主催者のように、いっしょに展示をして、展示を自らの労働で片付けてくださるのには、頭が下がります。ありがとうございます。

 こういうことが、命を守る統一戦線なんですよね。

 片付けをして、きれいになったら、小さな子どもを連れた若いご夫婦が、会場においてあった折り紙で折ってくれた鶴を持って「まだ、いいですか?鶴をおるくらいしかできないので」と言って、鶴2羽を渡してくれました。

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 夜、午後8時過ぎにテレビを付けたら「終戦特集」で、「なぜ終戦は遅れたのか」という問題意識で、番組を放映していました。則子さんを呼んで一緒に見ましたが、「戦争を終わらせる」のと「原発を終わらせる」のは同じだね、と意見が一致しました。

 まず、戦争を終わらせるのに率直な論議ができなくて、ついに8月15日までずれこんだことで、犠牲が増えたこと。

 そして、戦争をいかに終わらせるか、終わらせたか、客観的な、国民的な論議抜きに「戦後」が始まってしまったことの危うさ。

 そういう論議が戦後されなかったので、原発のはいしのろんぎもできないんですね。


遠州の遺跡・寺社・地名 87 浜松市北区都田町の郷ヶ平3号墳から馬や琴の埴輪出土

2012年08月16日 06時31分25秒 | 遠州古代史

遠州の遺跡・寺社・地名 87 浜松市北区都田町の郷ヶ平3号墳から馬や琴の埴輪出土

 楽器博物館で「埋もれた楽器たち ~古代への音浪漫~」で展示されています。ぜひ、直接目でみてください。

 遠州古代史ニュース 2011年9月 浜松市北区都田町「郷ヶ平古墳群」の発掘  でお知らせした「郷ヶ平3号墳」、5世紀後半につくられた全長22mの前方後円墳の発掘の成果です。

 馬型埴輪は、体長が1m、高さが70cm、で、「鈴」をまとっています。主人公が乗った馬が歩くと、鈴がしゃんしゃんと鳴るわけですね。関東を中心にした「鈴文化圏」の一端でしょうか。

 そして「長さ30センチで、全国的に見ても最大級、静岡県内では初出土の琴の埴輪です。解説では、人が琴を弾いている「弾琴’(だんきん)人物埴輪」と推定されています。

 埼玉県で出土した「弾琴人物埴輪」も展示されています。

 まだ、郷ヶ平古墳群には行ってませんが、特別に掲載します。