雨宮日記 10月20日(土) 北区の三方原会館で福島のお医者さんの話
明日の自分の講演(60分)の準備や他の印刷などで忙しかったのですが、ようやく自分の講演原稿とレジュメと資料が完成したので、今日は午後、福島県郡山市で医療生協の診療所のお医者さんのお話を則子さんと聞きに行きました。
いろいろぼんやりと感じていたことが、直接、お話を聞いて、いろいろ明確になりました。聞けてよかったです。則子さんとも、「逃げる権利」と「残る権利」について、いろいろ話をして合意できました。うれしいな。
つまり、科学の世界は「謎解き」ですね。事実と道理に基づいてですが。いろいろ分からないことが、分かってくる、それが科学であり、歴史であると思います。
そのためには、真実から目をそらして、逃げてはいけないし、自分がいま「真実」と思っていることを他人に押しつけてもいけないと、いうことを痛感しました。
夜は次女のIさんが録画した「チーム・バチスタの栄光」を見ました。心臓の「バチスタ」手術を性交させてきたチームに手術中の患者の死があいついで…病院内の「不定愁訴外来」(病院内では「愚痴外来」と揶揄される)の女性医師と、厚労省の特命調査員がタッグを組んで(組んでるのか?)おこなう調査で。
謎解きは「入れ子」「二重構造」になっているのですが、外部の構造はよくできていますが、内部の構造はちょっと基礎建築がうまくできていなくて、解決編が伏線がなくて、少し無理がある感じです。つまり犯人の異常さだけがそこで突出しすぎているかなと。