雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 1月7日(月) 今日は「七草粥(かゆ)」の日でしたが…

2013年01月08日 05時32分18秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 1月7日(月) 今日は「七草粥(かゆ)」の日でしたが…

 「日本では」「毎年」「1月7日の朝」、「七草がゆ」と言って「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」を入れたおかゆを作って食べます。

 七草には「薬草」として、いろいろな効果があるとされていますが、お正月の「暴飲暴食」で荒れた胃を、お粥と薬草で鎮める効果もあるでしょうか。

 平安時代の『延喜式』では植物の「七草(ななくさ)粥」ではなくて、穀物の「七種(ななくさ)粥」で、「米・粟(あわ)・黍(きび)・稗(ひえ)・箕子(みのみ)・胡麻(ごま)・小豆(あずき)」となっています。

 1週間が7日だったり、日本の「七福神」がいたり、ユダヤ教とキリスト教で「7大天使」がいたり、「7」は、地球や日本の歴史では神聖な「聖数」のようです。

 つまり、実際の薬効だけではなく、精神的な効果もあるということでしょうか。

  ☆

 夜中の仕事を終えて朝眠りについて、午後起きて台所に行ったら、則子さんが「あら、今日は早いのね。七草粥、もう食べちゃった」と言うので、がっかり!

 「七草は、どっから取ったの?」と聞いたら、笑って「七草粥の元を、お店で売ってるの、買ってきただけ」と。

 江戸時代には、7草ではなくて、1~2草を入れるだけだっととも書いてあります。

 そういえば、父の通っている診療所の一つが、遠鉄助信駅横の「七草クリニック」でしたね。

 


原発ニュース 昨年検出のキノコの放射能の一部は核実験起源のようです

2013年01月08日 05時10分15秒 | 原発・放射能ニュース

原発ニュース  昨年検出のキノコの放射能の一部は核実験起源のようです

 以前にとっておいてやっと今年に読んだ記事です。『朝日新聞 2012年12月18日(火)』(37)面、「野生キノコにセシウム 福島の事故と無関係?」というタイトルの記事です。

 福島第1原発から360kmの青森で野生キノコから検出された放射能は、福島原発事故起源ではなく、1960年代の核実験起源やチェルノブイリ事故起源ではないかという観測結果です。

 福島第1原発事故起源なら、当初はセシウム134(半減期2年)とセシウム137(半減期30年)が同程度検出されるはずです。

 ところが、今回、青森県十和田市で野生チチタケから検出されたのはセシウム137だけが120ベクレル、134は未検出です。

 青森市のサクラシメジも、セシウム137が107ベクレルで、134はほとんど出ないという結果だそうです。

 だとすると、福島から遠い静岡県東部で検出された基準値以上のキノコの放射能も、F1事故以前のものという可能性が出てきました。

 ぼくもF1事故からすごく反省したのですが、つまりは原水爆禁止運動・反核運動も含めて日本の市民運動の、核実験やチェルノブイリ事故の降下放射能と生物濃縮の危険性への「鈍感さ」ということですね。

 1970年代から平和運動をしていたぼくたちは、いったい何をしていたんだろうか、と思います。

 キノコの放射能については、もうすこし調べます。

 (雨宮智彦、2013年1月8日早朝)