新・本と映像の森 344 高橋源一郎『還暦からの電脳事始』毎日新聞社、2014年
187ページ、定価本体1300円。
著者は文学者で1951年生まれ、ということはボクと同い年。「電脳」力もボクとそんなに違わないハズ。で、読んでみたら、おもしろい。お勧めです。
ただし若者にもおもしろいかどうかは、何とも言えない。で、ボクが読んでおもしろいところをあげておく。
・汚い字問題の解決
・『天空の城ラピュタ』がテレビで放映されたので「バルス祭り」
・ラインに入ったら、すぐ奥さんからラインが来た
・「高橋源一郎」をGoogle検索すると「高橋源一郎 離婚」というキーワードが最初に出てくる
・イギリスのホテルでファックスを探しまくり警備員に銃をつきつけられた話
・「フリーズするは我にあり」
・「ハーレムシェイク」現象、別名「ワールド踊り念仏」
・懐かしのブラウン管テレビ、消すと縮んでいって最後に点のように…。
・倉庫に預けた153箱の蔵書問題、3分の2は読んでない
・有名泡沫候補
・アルバイトテロ
・パソコンの中の小人さん
・パソコンの使い方が「美しい」Oくん