雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社・地名 124 南区金折町の住吉神社

2013年11月19日 21時54分56秒 | 遠州古代史

遠州の遺跡・寺社・地名 124 南区金折町(かなおりちょう)の住吉神社

 大きな「エフイーシーチェーン」工場の南に、普門寺というお寺がありますが、その横にありました。僕の使っている地図『街の達人 1/1万 静岡便利情報地図』(昭文社、227ページ、3200円+消費税)では載っていませんでしたが、現地へ行って「あ、神社だ」と気がつきました。

 普門寺と同じ緑地の中にあり、敷地は分かれていません。

 写真を見ての通り、浜松では「千木(ちぎ)」も「堅魚木(かつおぎ)」もない神社が多いので、変な表現ですが「神社らしい神社」を見ると、「プチ感動」します。

 正面で見える堅魚木は5本あります。真正面に突き出る側面の堅魚木は3本です。

 5も3も、奇数で素数、つまり、4でも6でもないとことは、おもしろいです。偶数だと素数ではありません。古代にそういうことは、理解していたのでしょうか?

 千木の切り方は「縦」なので「男神」になりますか?よくわかりませんが。

 『浜松市神社名鑑』(1982年)によると、旧浜松市内には「住吉神社」は2社あります。もう一つは、常光町にあります。現在の東区で、東名浜松インターの1500m東北東にあります。
 
 浜松で2つだけの住吉神社同士の関係は、わかりません。

 住吉神社ですから、航海安全の神さまだと思います。有名なのは、大阪の住吉神社ですが、古代科学者の安本美典さんの『日本神話120の謎』(勉誠出版、2005年)によると、宮崎県・福岡県にも住吉神社があって、どこが発祥の神社かということのようです。

 なお、浜松市中区の町名「住吉」は現代になって名付けた「新町名」で住吉神社とは関係なさそうです。

 日本列島の航海の神さま・海人族は、系統が何種類かあって、今のところ、外来系の「安曇族」と「宗像族」と、日本列島在来の「住吉神社」系統と3種類に分かれていると理解しています。間違っているかも知れませんが。

 住吉神社の「神さま」については、明日、書きます。


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