雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 7月13日(金) 則子さんはお盆に、ぼくは会議に。九州は龍か蛇がのたうって…

2012年07月14日 05時30分14秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月13日(金) 則子さんはお盆に、ぼくは会議に。九州は龍か蛇がのたうって…

 このところ集中豪雨がひどくて「経験したことのない大雨」と予報でも言ってます。雨域図を見ると、むかしよく言った「湿舌」よりもっと細く長く、今は九州や関東を、まるで雨を降らす龍か蛇がのたうっているようです。

 こう書いたら、ちょっと恐くなりました。地球のエネルギーの変化で以前より雨の降り方がひどくなっただけなのでしょうが、昔の人風に言えば、「愚かな人間がしたことに竜神さまが怒っていらっしゃる」と言うのでしょうね。自然科学的には正しくはないですが、感覚的には、正しいと思います。

 竜神さまに祈れ…なんていうと、ますます神がかってきますね(ま、それは周知のことですか)。

 則子さんが横で「そういう誤解を生むような霊的表現はやめてくださいね」と言ってます。

 あれ、晴れることを祈るんなら、てるてる坊主に祈らないとだめですよね。つまり、「照る照る坊主」とは「天照らす大神」の前身ですね。


  ☆

 夜は、「基地のない平和な浜松をつくる会」の幹事会でしたが、ボクの叔父さんの奥さんの初盆に呼ばれたので、雨宮家の名代として則子さんに行ってもらいました。

 午後6時半からというので、時間の余裕を見て午後5時半にボクが車を運転して則子さんを乗せて十軒町を出ました。淺田まで、かなり車が多くて、着いたのは6時5分頃でしたので、早く出て正解でした。

 則子さんを下ろして、ぼくは会議の会場へ。

 会場へ行ったら、事務局長のHさんが、なんと例の「オスプレイ」のラジコン操縦模型を持ってきてました。ほんとうにプロペラが回って飛ぶんですよ。ところが、Hさんはふつうの縦型の軍用ヘリの飛行模型と2種類買って来て、ふつうのヘリはちゃんと屋内で飛ぶのに、オスプレイはすごく不安定で、すぐにぶつかって墜落してしまいます。

 みんなで「やっぱりオスプレイは欠陥機だ」と大笑いしました。

 秋の浜松基地反対運動の基本構想を論議して確認しました。

  ☆

 かなり暑くなってきて、夜中の仕事中も、車の冷房をかけないと汗がだらだらになってきました。

 夜中、仕事で事務所の仕事場を開けたら、なぜか仕事場の冷暖房のリモコンが見つかりません。機械文明というのは、ほんとうに不便です。Wさん、リモコン、探しといてくださいね。

  
 

雨宮日記 7月11日(水)の2 掛川市へ浜岡裁判の県レベルの支援組織作り会議

2012年07月12日 06時23分33秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月11日(水)の2 掛川市へ浜岡裁判の県レベルの支援組織作り会議

 午後、車で動くので、朝帰って来てから小さいビール一缶だけにしたので、眠りが浅い。眠りが浅いと夢も覚えていることが多くて、今日は則子さんも登場して来て、夢でかなり叱られて、ぼくはげんなり…して目が覚めました。

 午後は、新婦人事務所へ則子さんと車で行って、貸し出した「新・原爆と人間」パネルをもらってきました。来月の「原爆と人間展」のちらしに必用な写真をデジカメで撮影してから、ぼくは事務所へ短時間の仕事へ。

 なんとか4時頃に家に帰ってきて、慌ててリュックで支度をして、則子さんが愛情込めて(かどうか知りませんが)握ってくれたオニギリをリュックに入れて、家を出ました。

 遠鉄電車でJR浜松駅へ。「ソラモ」で「ミニカー」の展示をしていました。いつの間にか「ソラモ」の天井は何もなくなって、クジラやなんかも居ませんでした。

 浜松駅の横の空襲で被災したプラタナスや周りのプラタナスも、この前の塩害のせいなのか、いつもより葉が少ない感じです。

  ☆

 東海道線のホームのベンチで、1列車遅らして、お握りを食べてから、午後4時51分発に乗りました。

 掛川駅まで480円でしたが、うっかり570円の切符を買ってしまいました。JRに90円寄付しました。

 ボクが子どもの頃は「浜松ー天竜川ー磐田ー袋井ー掛川」ですが、今は「浜松ー天竜川ー豊田町ー磐田ー袋井ー愛野ー掛川」で、2駅も増えました。

  ☆

 掛川駅からまっすぐ北へ、20分くらい歩いて、今日の会場へ着きました。歩き疲れたあ。

 途中、横を通った掛川城は、浜松城よりかっこよくて、いいお城ですね。

 外で雨が振り出す中、2時間近くの濃密な会議。いろいろ前進できた会議でした。司会のOさん、これだけ口のよくまわるメンバー相手に、ごくろうさま。ぼくも「宣伝担当」ということで確認されましたので、がんばらなくっちゃ。

 帰りは浜松から車で来たOさんに、家までいろいろ話ながら車で送ってもらいました。

 則子さん、傘は忘れませんでしたよ。

雨宮日記 7月11日(火) 「中日新聞」朝刊が曳馬中2年生「自殺」に「いじめ」」ありと

2012年07月12日 06時05分44秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月11日(火) 「中日新聞」朝刊が曳馬中2年生「自殺」に「いじめ」」ありと

 ぼくは今、日本で「自殺」として扱われている現象をすべて「自死」として認識することが必用だと思います。なぜなら今「自殺」とされている当人には「自分を殺します」という意識はないからです。やはり「死んだ方が楽になります」とは言いますが「自分を殺した方が洛になります」と言って死ぬ人はいないと思います。

 なお「老化」で医療を拒否して「自死」する場合のみを「自死」と言い、ほかはすべて「自殺」とすべきという論者もいますが、ぼくはそれは同じ「自死」であると思います。

 ☆
 
 ずっと何のニュースも出なかった、同じ町内の中2の男の子の「自死」事件ですが、中日の朝刊で校長先生が「いじめがあった」とみとめた、ただし教育委員会は「自殺との因果関係」は認めていないとのことでした。

 やっと結果が出てきましたが、またか、ですね。

 大津市の生徒自殺事件で、警察が捜査に入ったとありましたが、浜松の場合より、もっといじめが明確で陰湿な、大津の場合でも学校や教育委員会は「いじめと自殺の因果関係」を認めていないようです。

 これは本末転倒で、ほんとうに「因果関係がない」ことを行政の側が、まず証明すべきで、証明できない事象は、すべて「いじめと自死」の因果関係を否定できないということが大事だと思います。

 どうして、自死生徒の遺族が「いじめと自死の因果関係」を証明しないといけないのでしょうか。

 これは、ぼくや則子さんがずっと支援してきた原爆被爆者の運動で「放射線障害と発病の因果関係」を被爆者の方で証明しなければ因果関係を認めないという戦後の保守行政の論理と同じですね。

 証明は、ぜったいに被害者の側に追わせるべき事ではありません。

 いま来週の締め切りに向けて、国民大運動の浜松市への要求項目を書いていますので、それにも入れたいと思います。

  ☆

 誤解や曲解がないように書いておきますが、自死の責任追及ではないんですね。自死に至るような、あるいは「いじめ」をせざるえないような「ストレス学校」をなんとかしたいというだけです。

 先生も、生徒も、教育委員会も、自治体も同じ立場で、学校にいる人たちや子どもたちを幸せにしたいという立場で協力し合いたいと思います。

 自分は「何の罪もない」みたいな立場ではありません。同じ社会と同じ地域に生きている立場で、みんな対等平等に論議して考える、そういう立場です。

 悪を退治するだけの、単細胞の正義の味方とは、あんまり、つきあいたくありません。

浜松・放射線量測定情報 7月10日(火)15時52分 雨宮自宅定点 0.047μSv/h

2012年07月11日 05時43分41秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 7月10日(火)15時52分 雨宮自宅定点 0.047μSv/h

 久し振りに観測しました。雨宮が観測しない日は、文部科学省の浜松ポイント(中区静岡県総合庁舎内)の10分ごとデータを参照してください。

 11日午前5時30分現在、0.034μSv/hで、ほとんど変動なしです。

 2012年7月10日(火)15時52分、晴れ(雲量5%)、微風

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.050 μSv/h 
  最大値 0.055 μSv/h 
  最小値 0.046 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.044 μSv/h 
  最大値 0.049 μSv/h 
  最小値 0.038 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計 
  平均値 0.047 μSv/h 
  最大値 0.055 μSv/h 
  最小値 0.038 μSv/h 

 測定器 :堀場製作所「RadI PA-1000」
 単位  :μSv/h (マイクロシーベルト/時)
 測定精度:±10%
 測定回数:スイッチオン後10回(1分40秒)パスして、
      10秒ごとに60秒積算値を自動表示、20回観測
      11~20回と21~30回に分けて結果を表示します
 (注:昨年は10回パスして10回観測でしたが、今年1月5日(木)から20回観測に切り替えました。)
 測定高さ:地上1m
 測定位置:雨宮夫妻自宅の駐車場(コンクリ舗装)のA地点
 測定者及び記録者:雨宮

本と映像の森 216 ゆうきまさみさん『鉄腕バーディー evolution』あと4話で完結?!

2012年07月10日 06時36分53秒 | 本と映像の森
本と映像の森 216 ゆうきまさみさん『鉄腕バーディー evolution』あと4話で完結?!うそ

 うそだろ?まだ何にも展開していないのに?

 「本と映像の森 150 ゆうきまさみさん『鉄腕バーディevolution 5』」2011年05月07日 20時22分01秒、で第5巻だけ紹介しました。

 いま連載中の7月始めに「あと4話で完結」と予告が出たようです。
 
 やっと何も知らない地球人類と、地球人に似た宇宙人類の公式接触が始まろうとしています。まるで、「沈黙の艦隊」の原潜ヤマトの東京湾への入港のような興奮する、宇宙連邦の宇宙船の東京湾への着水のようです。たぶん。

 そこで、お互いの類似性と差異性をどう認識し合うか、それが「沈黙の艦隊」と同じテーマですね。

 以下、ネタバレ嫌な人は読むべからずです。

  ☆

 今までの段階で、地球の未来の誰かと何かが、宇宙帝国の生体改造技術と関係しているという予測はしていました。つまり、余りにも地球の人類や動物や昆虫が融合したような宇宙人類達は、地球の生命体を何者かが融合して宇宙の惑星へ移植したものではないかという推理です。

 この推理とクリステラ・レヴィの「反撃」が組み合わさって、地球から帝国の中枢に「進撃」するものと思っていましたが、地球内でのネタバレで終わるのでしょうか?

 予告では、主人公のつとむがあこがれている中杉さんの「未来日記」がレヴィの手元に「連邦の禁書」としてあるらしい。とすると中杉さんが未来に創り出す技術が、この「宇宙帝国」を創ったのか?

 「7巻」のp197に、親友のマクスを武装蜂起と死の直後に、レヴィが「「禁書」というのをご覧になったことは?」と質問されるシーンがあります。これですね。

 つまり、レヴィは、親友だったマクスから、この「禁書」を秘かに譲り受けていたのでしょう。
 
 最低限必要なのは、地球上の生物の遺伝子を融合させる生体技術と、時間腺を過去にさかのぼるタイムマシン技術の二つです。これって、どう、クリアーさせるんでしょうか?

  ☆

 これまで予備線で、貼ってきた伏線はどうするんでしょうか?
 
 千明(ちぎら)くんが「万物の王」として人類を率いる予定も消えそうですし、

 永遠(とわ)くんが「人類の敵」とされる予定の教母さまの代わりに「教団」を率いるという予定も、もうないのでしょうか?

 千明家の元所有地に眠っているはずの宇宙船も使われずに終わるのでしょうか?
 
  ☆

 いま出版されていて買ってないのは、10巻と11巻です。8月末に12巻が出ます。其れで終わりなのか?13巻があるのかは、まだわかりません。

 「人生で大事なことは、ぜんぶマンガとアニメで学んだ(うそです)」世代であるボクです。

 最終評価は、最終刊が出てから書きたいと思いますが、途中で興がのったら書きますね。

 

本と映像の森 215 山田圭子さん著『花修羅(かしゅら) 1』プリンセスコミックス、秋田書店

2012年07月08日 23時52分05秒 | 本と映像の森
本と映像の森 215 山田圭子さん著『花修羅(かしゅら) 1』プリンセスコミックス、秋田書店、2010年(平成22年)6月30日初版、191ページ、定価400円+消費税、

 次女のIさんが読んでいたコミックを召し上げてきました。

 戦国時代の、血湧き肉躍る「忍者物」としては、やはり白土三平さんの「忍者武芸帳 影丸伝」でしょうね。え?「影丸」知らない?それは日本文化史の不幸でしょうね。

 ストーリー的には「影丸伝」に匹敵するかもしれません。

 白土三平さんや昔のエガラに馴染んだボクとしては、こういう「可愛い少女コミック」の絵柄は、すこし苦手ですね。琥珀はもっと「思春期の男の子」にして欲しいです。

 「花修羅」の主人公は、歴史上では織田に敵対した「朝倉」家の姫で「六花」と、朝倉家に仕えた忍者集団「斑羽蓮」の「琥珀が織りなす物語です。

 六花の母は、朝倉家の跡取りの男子を産まなかったので、当主にうとまれて、娘の六花とともに朝倉家から追放されます。

 朝倉家から追放されて、京都に逃れる母子が、どうやって生きていくか、そこから話が始まります。

 権力と個人の関係ですね。

 なんだか似た話が…あったような…

 

 

 

雨宮日記 7月8日(日)夕方 映画館「シネマイーラ」で日系ブラジル人の青年たちの映画

2012年07月08日 23時07分01秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月8日(日)夕方 映画館「シネマイーラ」で日系ブラジル人の青年たちの映画

 則子さんは、午前中「行動」です。

 午後起きてから、ぼくは父の自伝のパソコン入力をしました。以前から使っている日本語ワープロ「一太郎」で編集すれば出版社でそのまま出版原稿にしてくれるので、文字からレイアウト・図表など全部自分で打ち込むことにして、今110ページくらい打ち込んでいます。

 8月くらいには打ち込みを終えて、来年3月に自費出版したいと決めています。

  ☆

 午後6時過ぎに、則子さんと電車に乗って中心街へ。「第一通り」駅で降りました。どうしても「だいちどおりえき」にしか聞こえません。

 駅で次女のIさんと待ち合わせて、映画館へ。小劇場の映画館「シネマイーラ」でで、午後7時から映画「孤独なツバメたち ーデカセギの子どもに産まれてー」という映画を3人で観ました。

 映画は日系ブラジル人の若者たちを、経済危機でどんどん解雇されるブラジル人たちがブラジルに帰る中、日本で育ったり、日本で生まれた若者たちの「選択」を追っています。

 映画館から出て3人で歩いている時の話で、3人が3人とも一致したのは、彼らの方が純日本人(もちろん純粋日本人なんていません、日本人は歴史的に雑種民族ですが)の純粋培養の若者たちより逞しくて賢いのではないかということでした。

 とくに映画で16才~18才の少女パウラさんについて、次女は「あの年で、あんな賢い日本の女の子はいないよ」と自分の生徒体験を込めて言ってました。そうでしょうね。

 「閉鎖病棟」じゃない「閉鎖学校」「閉鎖社会」=その頂点が「原子力村」に住んでいる私たちは、彼らのように「どうすればいいか」悩まないのじゃないでしょうか。いや、悩まないのが基本で、悩んだら、「村の住民」ではいられません。

 チラシに「強く生きる青年たち」「デカセギという運命に翻弄されながらも、明るく、逞しく生きる日系人の若者たち」と書いてありましたが、ぼくは「強く」も「明るく」も「逞しく」もない日本の若者たちの未来を思うと、なんだかげんなりしてきました。でも、原発反対での若者たちの行動を見ると、そこに未来はあるのでしょうね。

 帰り道で「日本人の若者たちに、レポーターをしてもらって、自分たちのテーマとして考えるプロセスを映画に撮影したら、二重の視点で、もっと映画が深まったと思うけど」と言ったら、則子さんが「そんな気力のある青年達が見つかるかしら」と言うので、アチャーでした。

 ぼくが大好きな、60年代の映画「若者たち」を思い出しました。あれくらい、ちゃぶ台をひっくり返すくらいの、気力があればね。ボクはありますけど。則子さんが20年くらい前に言ってました。ぼくが聞こえてないと思って、聞こえちゃいました「ノブカズくんは、しつこいんだから。ずっと追求するの」と(東京・夢の島にて)

 文化という問題でも、ストリートダンスとその軽快なブラジル的音楽が凄く印象的でした。

 それと、街頭ダンサーでブラジルに帰ったコカさん(22才)のその後の取材映像で、「住民が不法占拠して家を勝手に建てた街」で周囲の青年を誘って、ダンス仲間を組織した映像がすごく印象的でした。

 踊りで、文化で、若者たちを誘って、悪の道に踏み込まないような活動をしている、って凄いことだ感動しました。それは、浜松での映像でも同じです。
 
 写真は映画終了後の監督など挨拶で踊ってくれた、映画の中でも出演したストリートダンサーで日本に一人だけ残った青年のダンスです。

 映画「孤独なツバメたち」は7月13日までやってます。見て、何かしら、得ることがある映画だと思います。まあ、ぼくが精選したからと言って何の権威もないですが、観るといいですよ。

 気になっているのは、大麻を吸ってしまい、入管から強制退去勧告を受けたのに出頭せず、日本国内のどこかに逃げている佐竹エドアルドさん(19才)がどこにどうしているのか、分からないことです。エドアルドさん、キミはどこにいるの?

 まだ感動の延長で、あまりまとまらない文章になりました。

 少女パウラのことを、次女のIさんは、しきりに話していました。自分の同じ年令の頃の苦労がよみがえってきたんでしょうか。日本でパウラさんは、両親の虐待もあったみたいで(ぼくらは違いますよ)、リストカットやなどをしていたと。

 でも体験や苦しみが深ければ深くても、それを自分で受け止められる基礎ができていれば、それは自分を深める契機(モメント)になるんですね。

 単純に苦しみが深いだけでは、自分の人格や心が耐えられなくて崩壊してしまいますが、自分の中の人格形成が思春期までに少しはできていれば、その苦しみは、自分を鍛え直すバネになると思います。

 この前、十軒町で自死した中学2年生は、そういう人格・自我・心が形成されていなかったのではないかと、いう気がします。

 見かけの社会の、見かけの「正常」さではなくて、一人ひとりの心・人格・自我が、何よりも尊重され、おたがいに温かく信じ合える社会になれるでしょうか。

 「なれる」かどうかは、わかりませんが「なりたい」という努力は、一致できる人たちと手をつないで努力していきたいと思います。
 

原発ニュース 7月7日(土) 「おーい!原発」=「多い原発」=大飯原発でクラゲ大発生

2012年07月08日 22時53分40秒 | 原発・放射能ニュース
原発ニュース 7月7日(土) 「おーい!原発」=「多い原発」=大飯原発でクラゲ大発生

 テレビのニュースで、大飯原発3号機の取水口付近(つまり海です)でクラゲが大発生して、取水を一部制限しているので、原発を最大出力にするのが遅れると言ってました。

 「大飯原発」「クラゲ」で検索すると、いくつもニュースソースがヒットします。

 2万キロワット分低下しているそうです。クラゲの発生の原因は書いてありません。

 その後、クラゲの除去をすすめて9日のフル稼働予定には影響ないようです。

 それにしてもクラゲという原始的(クラゲさん、失礼!)な生きものが原始的、じゃない原子的な発電所に影響するとは、ビックリですね。

 原発の温排水が海の生態系に影響していることは間違いないですね。こういう研究はされているんでしょうか?

 

雨宮日記 7月7日(土) 七夕なのに、二人は別れて別々の会議へ…

2012年07月07日 22時08分21秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月7日(土) 七夕なのに、二人は別れて別々の会議へ…

 則子さんは名古屋市中区の「民主会館」(民主党とは関係ありません)へ「日本原水協東海ブロック交流会」へ午後、ぼくは静岡市産業経済会館へ浜岡原発裁判の弁護士・海渡さんの講演会へ。

 帰ってお互い話し合ったら、どっちも有益だったようです。とくにボクの方は大収穫でした。海渡さんの話で、もし2007年の浜岡裁判静岡地裁判決で勝訴していたら、福島原発への規制も変化していて、事故の拡大を防げたかも知れないという話はすごく心を打ちましたし、国会事故調の報告の話もしていただきました。

 朝は雨でしたが止んで、夜は晴れています。市街地では見上げても天の川は見えません。

 写真は静岡市での海渡さん講演会です。
 

雨宮日記 7月7日(土)朝 七夕(たなばた)の日ですが日本列島は雨です

2012年07月07日 05時35分24秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月7日(土)朝 七夕(たなばた)の日ですが日本列島は雨です

 今年の梅雨は、ジトジト梅雨ではなくて、集中豪雨的な雨で、最初は九州地方でしたが、だんだんと豪雨が東に移動してきた感じです。

 7月7日は七夕ですが、今日の夜、浜松の空は晴れるでしょうか?

 1年に1回、彦星(ワシ座アルファ星、アルタイル)と織姫(琴座アルファ星、ベガ)が出会える日です。今日、曇ってしまうと「丸まる2年間会えない」ことになり、つらいですね。

 ところで、本来は旧暦の7月7日ですから、今の新暦では、たぶん8月7日頃で、晴れる確率も高いはずです。でも、気分的には、「七夕は7月7日」でないと、という感じでしょうか。

 ボクの大好きな宮沢賢治さんのSF大作「銀河鉄道の夜」は、たぶん、この七夕の日のできごとです。斉藤文一さん著『科学者としての宮沢賢治』平凡社新書では、8月10日のこととされていますが。

 もちろん「銀河鉄道の夜」は、ジョバンニとカンパネルラが二人だけで会って、いわば1回だけの星空のデートをして、永遠に別れる,楽しくて、悲しいお話です。

 2人で一緒に汽車に乗るなんて、すごく楽しいでしょ?

 ぼくは則子さんと1日会えないと、もう(ぼくは)イライラしますけど。

 

原発ニュース 7月 野田さん「大きな音だね」、なんだそれ?声が聞こえないの?音?

2012年07月07日 05時29分04秒 | 雨宮日誌
原発ニュース 7月 野田さん「大きな音だね」、なんだそれ?声が聞こえないの?音?

 野田首相が、先週、首相官邸周辺行動にたいして「大きな音だね」と言ったそうです。

 音じゃなくて、声でしょ?声が聞こえないふり?
 
 聞きたくないという意思表明でしょうね。

 1個人なら「大きな音だね」でも自由だけど、日本国の首相であるなら国民感情を大事にする発言をしないと、首相失格です。

 いや、それはもう周知のことですか?

雨宮日記 7月6日(金) 浜岡原発県民投票署名を渡しました

2012年07月06日 22時54分28秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月6日(金) 浜岡原発県民投票署名を渡しました

 則子さんは、広島の日なので、浜松駅前の「ソラモ」へ核兵器廃絶の署名にでかけました。

 帰って来て、すぐにボクと車で喫茶店へ。Kさんと落ち合って、7月11日が締め切りの浜岡原発県民投票所名を無事、渡しました。25人分でした。あまり時間が無くて、たくさん集められませんでしたが、少しは責任を果たせたでしょうか。

 Kさんと別れて、新婦人浜松支部へ原発人間パネルを届けました。
 
 暑くなったので、則子さんと扇風機を出しました。

  ☆

 いま午後11時ジャスト。雨がかなり強くなってきました。今日はかなり濡れそうです。


本と映像の森 214 萩尾望都さん、連作「ポーの一族」を読み返したい

2012年07月06日 06時38分08秒 | 本と映像の森
本と映像の森 214 萩尾望都さん、連作「ポーの一族」を読み返したい

 いったい、どこで初めて読んだのか、定かではありません。

 名古屋時代なのか、浜松時代なのか…。

 萩尾望都さんの、傑作コミック・吸血鬼一族「ポーの一族」の連作は1972年から1975年に描かれています。ということは、ぼくがそのころ、少女雑誌の連載のリアルタイムで立ち読みしたのではなくて、1976年に名古屋から浜松に帰ってきて、わが家の家業の自営業の本屋さんを手伝うようになってから、初めて萩尾さんを読むようになったのかもしれません。

 作家「江戸川乱歩」さんが、アメリカの推理小説作家「エドガー・アラン・ポー」さんをオマージュして自分の名前を付けたのは有名ですが、萩尾さんも、ポーさんのファンなんでしょうね。

 なんせ、主人公が男の子の「エドガー」と「アラン」ですから。

 連作のほとんどは、読みました。

 でも、やはり、最高傑作は「小鳥の巣」でしょうね。

 今でも気になります。

 キリアンはどうなったんだろう?もしかしたら、エドガーやアランと東ドイツで再会できたのだろうか?

 萩尾さんが続編を描いてくれないので…