時期的には昨年の秋ぐらいからの話となるのですが、
なんだか急に抹茶専用の茶碗が欲しくなりまして。
もちろん、僕さんは「茶人」というわけでもないので、
その欲求というのは
ごく普通の興味でもって欲しくなったという程度のコトなのですが。
その時から茶碗なるもののことを
色々と少しづつ調べてみたりしていました。
すると、僕さんが好きそうな茶碗というのは、どーも
「沓形(くつがた)」
と言われる、
手の形に微妙に歪められた形をしているもののようでして。
中でも
「織部焼き」
なるものがとてーも好きな感じだったのです。はい。
「織部の沓形」
自分自身に何度お伺いをたててみても、
ソレはやっぱりソウみたいで。
それでもってそんな時期に、また面白いことに、
このブログの読者さんである「こもりく」さんから
メールなどをいただきまして。
そこに、あら!?まぁ!?なんと!?
「織部焼き」のお話が記されていたのでした。
後で知った事なのですが、
こもりくさんは裏千家で茶名まで持つ「茶人」の方なのだそうで。
なんだかすげーっスの。
そんけーっす。
そしてさらに!そのメールをいただいた数日後に!
オフィスのほど近くにある東京、
青山の「根津美術館」というところで、
「新・桃山の茶陶」
なる陶器の展覧会が開かれちゃったりもしまして。
「これわわわっ!」
と、僕さん、一目散に駆け込んで。
日本最高レベルのお茶碗ズをマジマジと見させてもらったのでやんす。
ド素人の僕さんとしては、
「先ずは最高のモノを見て、買い物の目を養わねばなんねーど。。」
なんていう感じでしたが。ええ。
真剣に見てまわちゃったわけなのです。
すると、でも、やっぱり。
ご自分様が欲しているのは
織部の沓形で間違いないということを改めて理解もできて。
しかも織部は織部でも「黒織部」なるものに異様に惹かれるのです。
「黒織部の沓形」
なるもの。
「きっと僕さんが欲しいのはコレなのだろう......」
と、僕さんはそのまま美術館のロービーの片隅に座り込み、
スマホでチクチクと「黒織部の沓形」なる茶碗をリサーチしだしました。
展覧会の物販でもいくつか茶碗が売られていたので、
そちらも覗き込んでみたりしたのですが、
自分が気になったものはどれもこれも
「た、高すぎる......(・・;)」
と。涙ちょちょ切れ状態。良いものはやっぱり高いようでして。
にしても!「万円」とか、
茶人でもないパンピーな僕さんにはちょっと腰引けな感じ。
なのでその後も何かにつけてネットをサーフしていたのですが、
ある日、関西の茶道用具専門ショップさんで、
「これなら初心者の小心者にちょーどいいかもぉぉーーー」
という数千円の黒織部の沓形茶碗さんを見つけたのです。
茶道を習う際の教材として勧められているもののようで、
それならばきっと悪いモノではないであろうと。
お値段もお手頃でしたし。それで
「エイヤーっ!」
と、「黒織部」さんと、
スタンダード的な緑色の「青織部」さんも一緒にご購入。
「むーーん。。このお値段にしてわなかなかヨイでわないか。
ええ。ええ。(´∀`=)」
と、ご満悦な僕さん。
お茶碗が手元に届くと、
数年前からずっとお部屋に置いてあった、茶聖!
利休さん!
のお膝元である京都の大徳寺さんで買った
「百本立」という茶筅(ちゃせん)をおろし。
早速、イソイソと抹茶を立ててみました......
美味しいっす。
抹茶粉を入れ過ぎたのか?えらくにがいっすけど。
なんか、いいっす。
おちつくっす。
ん?
待てよ。
ということは、おいしい抹茶を探して飲みたくなるんじゃね?おれ?
そーだよね?
ということは、おいしい抹茶って?
どこにあるのぉぉぉーーーーっ!!!???
おしえてくんろぉぉーーーーっ!
と、そこで登場したのがトアル神様さんで。
その神様。
このブログには幾度か登場もしているスゴイ系の神様なわけでして......
「唐津の神=からつのかみ」
そのカラツの神様は僕にこういうのです。
「西尾の抹茶がよいぞ」
と。ならば!早速!ご購入のお取り寄せ!
さ!飲んじゃおーかなー......
「うめめめめめめーーーーっ!(*゚▽゚*)
お味ぜんぜんちがうやんけーーーーっ!
なんか甘くね!?苦いけど?
西尾ってすげぇぇぇーーーーーーっ!」
......さてさて。
なぜか!?こんな話にもなったので、
次回からはそのお茶に詳しい「カラツの神様」のお話を記し残しておこうかと。
これまでチョイチョイとこのブログに登場していた神様ですが、
この神様に関する詳しい話はほとんど記していなかったと思いますし。
そんな神様と僕さんの出会いのお話しなどを今回少しばかり書いてみようかと。
そもそも、
カラツの神様というのはこのブログのレギュラーメンバーでもある!?
「プリリンなおねー様」に憑いていた、
ちょっと面白キャラの神様だったのですが、
彼女との不可思議なやり取りの中で
僕さんも縁を持つことが出来たという神様でもありまして。
そして、その神様が話してくれたお話というのは、実は、
多くの人が知っているであろう、
あの「酒呑童子(しゅてんどうじ)」の物語で。
その酒呑童子の「神様秘話!」というようなお話しでもあったのです。
平安時代から延々と語り継がれて来たその「大江山の鬼退治」的な物語は、
今や歌舞伎や能の定番演目でもあって。
宝塚歌劇団や映画やドラマや小説、
ゲームにもなっている様なメジャーな物語。
しかし、カラツの神様が話してくれたそんな酒呑童子の物語というのは
「本当は、こういう話だったのですよ......」
という、
なんとも摩訶不思議で興味深いものだったのです。
......つづきます(^^)
☆カラツの神様が出てくる過去記事はこちら☆
「ウッシッシ( ̄ー ̄)」(この時は “トアル神様” と記しています)
「大切なもの 2」
「ニケ」
「室戸徒然 5」
「利尻徒然 6」
「維新と威信 6」
なんだか急に抹茶専用の茶碗が欲しくなりまして。
もちろん、僕さんは「茶人」というわけでもないので、
その欲求というのは
ごく普通の興味でもって欲しくなったという程度のコトなのですが。
その時から茶碗なるもののことを
色々と少しづつ調べてみたりしていました。
すると、僕さんが好きそうな茶碗というのは、どーも
「沓形(くつがた)」
と言われる、
手の形に微妙に歪められた形をしているもののようでして。
中でも
「織部焼き」
なるものがとてーも好きな感じだったのです。はい。
「織部の沓形」
自分自身に何度お伺いをたててみても、
ソレはやっぱりソウみたいで。
それでもってそんな時期に、また面白いことに、
このブログの読者さんである「こもりく」さんから
メールなどをいただきまして。
そこに、あら!?まぁ!?なんと!?
「織部焼き」のお話が記されていたのでした。
後で知った事なのですが、
こもりくさんは裏千家で茶名まで持つ「茶人」の方なのだそうで。
なんだかすげーっスの。
そんけーっす。
そしてさらに!そのメールをいただいた数日後に!
オフィスのほど近くにある東京、
青山の「根津美術館」というところで、
「新・桃山の茶陶」
なる陶器の展覧会が開かれちゃったりもしまして。
「これわわわっ!」
と、僕さん、一目散に駆け込んで。
日本最高レベルのお茶碗ズをマジマジと見させてもらったのでやんす。
ド素人の僕さんとしては、
「先ずは最高のモノを見て、買い物の目を養わねばなんねーど。。」
なんていう感じでしたが。ええ。
真剣に見てまわちゃったわけなのです。
すると、でも、やっぱり。
ご自分様が欲しているのは
織部の沓形で間違いないということを改めて理解もできて。
しかも織部は織部でも「黒織部」なるものに異様に惹かれるのです。
「黒織部の沓形」
なるもの。
「きっと僕さんが欲しいのはコレなのだろう......」
と、僕さんはそのまま美術館のロービーの片隅に座り込み、
スマホでチクチクと「黒織部の沓形」なる茶碗をリサーチしだしました。
展覧会の物販でもいくつか茶碗が売られていたので、
そちらも覗き込んでみたりしたのですが、
自分が気になったものはどれもこれも
「た、高すぎる......(・・;)」
と。涙ちょちょ切れ状態。良いものはやっぱり高いようでして。
にしても!「万円」とか、
茶人でもないパンピーな僕さんにはちょっと腰引けな感じ。
なのでその後も何かにつけてネットをサーフしていたのですが、
ある日、関西の茶道用具専門ショップさんで、
「これなら初心者の小心者にちょーどいいかもぉぉーーー」
という数千円の黒織部の沓形茶碗さんを見つけたのです。
茶道を習う際の教材として勧められているもののようで、
それならばきっと悪いモノではないであろうと。
お値段もお手頃でしたし。それで
「エイヤーっ!」
と、「黒織部」さんと、
スタンダード的な緑色の「青織部」さんも一緒にご購入。
「むーーん。。このお値段にしてわなかなかヨイでわないか。
ええ。ええ。(´∀`=)」
と、ご満悦な僕さん。
お茶碗が手元に届くと、
数年前からずっとお部屋に置いてあった、茶聖!
利休さん!
のお膝元である京都の大徳寺さんで買った
「百本立」という茶筅(ちゃせん)をおろし。
早速、イソイソと抹茶を立ててみました......
美味しいっす。
抹茶粉を入れ過ぎたのか?えらくにがいっすけど。
なんか、いいっす。
おちつくっす。
ん?
待てよ。
ということは、おいしい抹茶を探して飲みたくなるんじゃね?おれ?
そーだよね?
ということは、おいしい抹茶って?
どこにあるのぉぉぉーーーーっ!!!???
おしえてくんろぉぉーーーーっ!
と、そこで登場したのがトアル神様さんで。
その神様。
このブログには幾度か登場もしているスゴイ系の神様なわけでして......
「唐津の神=からつのかみ」
そのカラツの神様は僕にこういうのです。
「西尾の抹茶がよいぞ」
と。ならば!早速!ご購入のお取り寄せ!
さ!飲んじゃおーかなー......
「うめめめめめめーーーーっ!(*゚▽゚*)
お味ぜんぜんちがうやんけーーーーっ!
なんか甘くね!?苦いけど?
西尾ってすげぇぇぇーーーーーーっ!」
......さてさて。
なぜか!?こんな話にもなったので、
次回からはそのお茶に詳しい「カラツの神様」のお話を記し残しておこうかと。
これまでチョイチョイとこのブログに登場していた神様ですが、
この神様に関する詳しい話はほとんど記していなかったと思いますし。
そんな神様と僕さんの出会いのお話しなどを今回少しばかり書いてみようかと。
そもそも、
カラツの神様というのはこのブログのレギュラーメンバーでもある!?
「プリリンなおねー様」に憑いていた、
ちょっと面白キャラの神様だったのですが、
彼女との不可思議なやり取りの中で
僕さんも縁を持つことが出来たという神様でもありまして。
そして、その神様が話してくれたお話というのは、実は、
多くの人が知っているであろう、
あの「酒呑童子(しゅてんどうじ)」の物語で。
その酒呑童子の「神様秘話!」というようなお話しでもあったのです。
平安時代から延々と語り継がれて来たその「大江山の鬼退治」的な物語は、
今や歌舞伎や能の定番演目でもあって。
宝塚歌劇団や映画やドラマや小説、
ゲームにもなっている様なメジャーな物語。
しかし、カラツの神様が話してくれたそんな酒呑童子の物語というのは
「本当は、こういう話だったのですよ......」
という、
なんとも摩訶不思議で興味深いものだったのです。
......つづきます(^^)
☆カラツの神様が出てくる過去記事はこちら☆
「ウッシッシ( ̄ー ̄)」(この時は “トアル神様” と記しています)
「大切なもの 2」
「ニケ」
「室戸徒然 5」
「利尻徒然 6」
「維新と威信 6」
大抵の時代は年号のニュアンスとは対極的なものとなったりするので、ま、それもいいかな、と。
直ぐに馴染んでいくでしょうし。ね。(^^)
個人的には爆笑ネット予想にあった「光宙」で「ピカチュウ」推しでした。日本という地球の一隅だけでなく宇宙全体まで照らしていくという、最澄様の教えを壮大なまでにスケールアップさせつつ、アニメ好きの世界のお子たちにも親しみを持って貰えるネーミング。大喜利的センスの良さで笑いを取りつつ、なかなかの破壊力かと…「光宙元年」カッコイイなぁと…あるわけないんですけどね。新年号、uzumet さんはどう思いましたか?
点てるのお上手です。
美味しい和菓子があったときは
ぴったりですよね!
黒織部の沓形なんて渋い。
茶人とは程遠い
お茶名もってるだけです、恥ずかち(o^^o)