こんばんは
さて、今日は一日実験+論文関係の仕事をしておりました。もっとも、まだ出せるかどうかはわかりませんが、いまあるデータだけで出せればよいな~と思っています。
もっとも、全てのデータを合わせたら、いろいろあるんですけど・・・・誰も知らなかったりするw
さて、今日は今朝のニュースでも流れておりました「国籍」問題をまずは取り上げて見たいと思います。
国籍法「結婚要件」は違憲=「家族生活の意識変化」-最高裁大法廷
6月4日15時32分配信 時事通信
結婚していない日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた子供計10人が日本国籍を求めた2件の訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・島田仁郎長官)は4日、「家族生活や親子関係への国民意識は変化しており、今日では不合理な差別に当たる」として、両親の結婚を国籍取得の要件とした国籍法の規定を違憲とする初判断を示した。その上で、訴えを退けた二審判決を破棄、原告全員の日本国籍を認めた。
最高裁が法律の規定を違憲としたのは、在外邦人の選挙権を制限した公選法の規定をめぐる2005年の判決以来で、8例目。国会は法改正を迫られる。 15裁判官中9人の多数意見。父母の結婚により国籍の差が生じることについては12人が違憲とした。
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不合理な差別・・・というのもあるかもしれませんが、何よりも「国籍がない」という事が子供たちにどれだけの不利益を与えるかを考えて欲しいと思います
国籍がないことはすなわち、国民保険にも入れず、教育の権利もなく、仕事をするにあたっても制限があり・・・・。
そういった権利を生まれたときから失っているということは、非常に大きな問題だと思います。
今回は「違憲」判決という事で、個人的には理由はどうあれ評価していますが、何事も「変えるべきときに、変えられるものを変える勇気」を持たないといけないと思います。
特に公務員。
安定性に富み、問題を起こさなければ十分な時間と俸給をもらえる公務員。そのために、変えなくてはならないものを変えずに過ごそうという人間が多いかもしれない。
また、村上先生の「村上スキーム」にも書かれていましたが、「前例がない」などという理由で、変えるべきところを変えない人は多いと思う。
「このままでよいのか?」
と聞くと、
「いや、このままでは問題だ」
という割りに、何かを変えようとするとしり込みするのが・・・公務員・・・というよりは人間というものか・・・。
変える事にはエネルギーが要りますからね。
しかし、それでも変えるべき事がいろいろあると思います。ひとりひとりが問題点を認識して、少しずつ変えていければよいと思っています。
まとめます。
国籍法の違憲判決が出ました。初判決という事で、非常に重要なものです。この判決のおかげで、この10名の人だけでなく・・・日本国籍を持っていないと推定されている数万もの人が「医療」「教育」「社会福祉」・・・などなど、様々な分野での恩恵を得る事ができます。
また、仕事にもきちんとつく事もできるでしょう。
この「初判決」ではありませんが、前例がなくとも、変えるべきものを変える勇気をもって、ひとりひとりが何かを変えていければよいと思います。
変えるべきものを変える勇気をもって、少しでも世の中を良くしていこう・・という考えに賛成いただける方は、応援よろしくお願いいたします
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さて、今日は少し早く帰ってきたので、もう少しいろいろかけそうです。 では、また。