さて、続けます。
「ねじれ」や「佐藤先生」の講演を聞いたりして、今いろいろ考えています。
僕の考えている新しい「医局再生」論はもう少し発展させると、まったく新たな何かを生み出せるのではないか・・と言う事。
完全な横の連結を作ることが出来れば、もともとは医療全体のMix upのため、血を混ぜるため、井の中の蛙にならないため・・・と言う事があったのですが、更に深く考えれば「自浄作用の促進」に使えるのではないかと言う事に気がつきました。
更に深く掘り下げて考えて見たいと思います。
佐藤先生の講演の中で当時の(けして今のではないです)「女子医大」に関しては「特定機能病院」の看板を守るために、「人身御供」を作って、本人も知らないうちに・・・・・・・・・・というか、心臓外科関係者に見せる前に、不完全な・・・誤った内容の文書を患者家族に渡すと言う事をしたわけで・・・。
本当はですね、「ねじれ」のなかで出てくる脳外科部長のように「脳外科の中のシステムの中で起こった事故は、部長である自分の責任」と言うような状況が普通で、上が責任を持つ気概があれば・・・とは思う。そうすると、上が責任を持つためには調査しなくてはならないから、事件が起きた理由(システム上の問題)もはっきりしそうな気がする。
「ねじれ」ででてくる・・・その他のN大とかK大とかの話については論外である。
さて、この2つの大学は「内部告発」を行った医師に対して、パワーハラスメントを駆使している。他の医師に関しても同様。 まぁ、医療界って狭いからね・・・。
ただ、これに関して「横断的医師教育組織」を作成してしまえば、まず大学は大学で魅力ある教育機関にならなくてはならないし、そのような事(パワハラ)をすれば「医局」としても魅力が落ちるのでやれない様な気がする。
また、パワーハラスメントをされても、受け入れ先はいくらでもあるかもしれない。
逆にそこからその医局は悪事が暴かれるかもしれない。
まぁ、いろいろ言っていますが・・・僕は医局の人間として大学で「臨床」「研究」「教育」に従事したい人間なので、大学をよりよいものにしたいだけです。
新臨床研修制度で「大学が崩壊」したから「地域も崩壊している」とは言えると思っています。しかし、大学が崩壊した理由は「大学に魅力がないから」であって、魅力のある教育機関にする事ができれば・・・とは思う。
まぁ、自分が絡みたいところだから、いろいろ考えはあるのですけど。
医局改革に関しては、いずれ構想がまとまれば、何か行動するときが来るかもしれません。
新臨床研修制度・・・が悪いわけではなくて、医局崩壊は「研修制度を切欠に、魅力のないところから離れただけ」にすぎず・・魅力のある職場に出来れば人は再び集まるとも思います。
「医局の再生」を通して「日本の医療再生」につなげるとともに、「日本の研究システムの再生」、「医学教育、医療教育の再生」へつなげなくてはならない。
更にあわよくば、村社会の体制をもう少し改善する必要性があるのではないかと思います。
医局の再生(改革)の必要性が様々な意味であると思われる方(元に戻るのでは決してなく)、応援をよろしくお願いいたします。
http://blog.with2.net/link.php?602868
さて、明日は某高校(北海道で・・・東大進学率、No1かな)にリクルートに行ってきます。
大学の紹介をする前に「医者になりたいか。何故なりたいか?」と聴いてみたい様な気がしますw
そっちの準備もまだまだだったりしてw
では~また~。
P.S:本日、4月12日のときのDVDをいただいたのでちょっと見てみました。レジメとか用意していなかったのですけど(いつも用意しない)、何かの合間に「まぁ」が多すぎる。人のことは何も言えないくらい、「まぁ」が多い。
自分の話しているDVDを見るのも・・・まぁ(w)良い勉強になるかもしれません。
明日は気をつけよう・・・。 (もしかすると、緊張しすぎで・・・「まぁ」が多かったのかもしれませんが)