新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

すごくどうでもいい話:僕とじんましん

2008-06-22 20:00:03 | ど~でもいい話

続いて書きます。

明日から、PCに触れなくなるのでちょっと頑張って書いております。

 

4日でも情報難民化しそうw

さて、これは本当に今朝あった話です。

蕁麻疹って体が温まると出てくることがあります。お風呂に入ったあととか、布団の中とか・・・。

体が痒かったので思わず自分の体を見ると蕁麻疹が出ていました。

「何か悪いもの食べたかしら?原因は何だろう?」

と思いながら、家の薬箱へ行き、抗アレルギー剤を内服しました。

・・・・・ここで目が覚めました。

夢でした・・・・・。

 

本当にどうでもいい話ですが、本当にあった話です。

結構アレルギー体質なんですけど、昔走っているときに雨に当たると蕁麻疹が出ることがありました。4ヶ月ほど抗アレルギー剤の内服を続け、何とかでなくなりましたが慢性蕁麻疹は結構長引くので嫌いです。

 

話は変わりますが・・・先日の僻地の産科医先生のBlog記事「防衛医大の6年生(http://obgy.typepad.jp/blog/2008/06/post-1341-34.html)」を読んだ後、いろいろ考えましたが・・・・本当に信用のない組織だと思わざるをえませんね。

契約を上が一方的に破棄している事を考えると・・・・いきなり契約内容を変更して無理難題をいう可能性がある組織・・・と言う評価になりますね。これは・・・・。

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

24時ころに、一つ記事を更新します。もしくは明日の0時すぎに・・・・

では、また。

 

P.S:カテゴリーをきちんと分けたことと、各月の記事をまとめたことで少し見安くなったかと思うのですが、他に何かご意見がありましたらいただけますとうれしく存じます。

コメント (5)
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公立病院財政支援検討会:ポイントは国民の理解!

2008-06-22 19:37:36 | 医療

こんばんは

漸く、今週の金曜日の授業スライド2つが完成しました。僕のようによくしゃべる人間の講義を4時間も聞くのは・・・学生も大変だろうな~と思ってみたり。

 

さて、今日はまず北海道新聞の記事からです

 

公立病院の経営改善に関して国の財政支援をどうするか・・・と言う話ですが、どこまでの無駄を省き、どこまでを許容するのか。何かあったときにどこまで対応できるようにするか・・・・ことは総務省や経営関係の有識者だけでなく、病院関係者や各住民たちの意見を集めて・・・折衷を図るべきところだと思います。

 

公立病院の支援策見直しへ 経営改善に検討会設置(06/22 16:30) http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/100352.html  

総務省は22日までに、7割以上が赤字に陥っている公立病院の経営改善に向け、国の財政支援策を見直すための有識者らによる検討会を今月中にも設置することを決めた。  

不採算病院を抱える過疎地などの自治体には地方交付税を増やす一方、病床利用率が低い場合は交付税を削減する仕組みなどを協議し、年内に報告書をまとめる。  

現行では、不採算病院向けの支援策として、病床数が100床未満か、外来患者数が1日平均200人未満の公立病院で、同じ市町村内に民間も含め病院が1つしかない場合に、1床当たり68万円の交付税を自治体に配分するなどしている。  

しかし、こうした病院を抱える自治体の多くが財政難に苦しみ、交付税の増額を要望。また市町村合併で複数の公立病院を持つことになった自治体からは「1市町村に1病院の場合という支援要件は緩和すべきだ」との声が上がっている。

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どちらの意見も聞くべきところがあると思います。

 

少なくとも全ての市町村の公立病院で全ての治療が完遂できる必要はないし、そんな事をしようと思っても医師はまったく足りません。

一人の専門医がいても、手術などは出来ませんし、僕らのような血液内科が1人いたところで白血病は治療できません。

 

正直、リンパ腫でも・・・看護師さんがなれていないうちの病院だったら血液病棟を持つ病院へ送るしかない。それが患者さんのためだと思う(まぁ、今回検査すべきものは全て検査してから、送りましたけど)。

 

もし、地元の住民が納得してくれたのであれば、病床数削減の上、救急治療や総合臨床的なものなど・・・を中心に数人の専門家たちが初期治療を行って、近隣の二次救急病院に送るようなシステムもできると思う。

 

ただ、それでもある程度の病床数は必要だし、何かあったときに入院・入所できるような施設が他にないのであれば・・・場所によっては不採算でも病床数をある程度大目に確保しなくてはならないと思う

 

そうしておかなくては、患者さんの治療のために搬送した先の病院が満床になってしまう

ある程度の急性期を乗り切った後、リハビリを含めた各治療を行うためにある程度の病床は必要だと思う。

 

社会保障費の増額、社会保障の充実はまだまだはかる必要があります。しかし、ある程度の無駄を省く必要もあると思います。ただ、まったく無駄をなくしてしまっては何かあったときの対応はできなくなるのです。

 

それを考えた上で、経営を中心とした有識者、病院でこのような医師が必要だとか、この程度の病床がこの地域には必要だと判断する医師の代表、そして実際に病院へ患者としてかかるであろう国民の代表の3者がみな満足できる、もしくは折衷できるような案を作らなくてはならないと思います。

 

一方だけが満足しては駄目です。一つの事を全員が同じ認識になるまで話し合う必要はあると思います。それが行えないのであれば、政治は無意味でしょう。

 

まとめます。

公立病院の財政支援に関する有識者による検討会が行われる予定ですが、そこで話し合われるべきものは経営だけではありません。

そこで行われるべき医療、患者となる地域住民の理解も必要不可欠となります。これはしかも地域によって異なるので、全てを同じ条件では話し合えないと思います。

そういったことを念頭に入れて、総務省はいろいろな事を話し合って欲しいと思います・・・。

肝となるのは国民の納得、地域住民の理解です。

公立病院への財政支援に関して、有識者だけでなく・・・地域の住民の理解を得るためにも有識者検討会をオープンにして、逐一住民の意見を集めていく必要があると思われる方は応援をお願いいたします

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なかのひと 

難しい事を言っています。しかし、そのくらいやらないと残るのが不満だけになってしまうと思います。

不満しか残らないのでは、政治は失敗ではないでしょうか?

 

では、次の記事へ行きます

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