さて、続きます
本当にいろいろといやな事は続くもので、3連続でいや~な話が飛び込んできました。
もっとも、5分後の現在は
「ま、それも運命だろうw何事も塞翁が馬だな」
と思える自分がいるのですけど。
さて、続きの記事です。
まずは読売新聞の記事ですが、先ほどの記事とほぼ同じです。気にしているのは・・・自由に研修先を選べる・・・と言うところです
医学部定員増へ…医師不足解消目指し厚労省が近く発表
6月17日3時13分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000006-yom-soci
深刻化する医師不足の解消に向け、厚生労働省は、これまで四半世紀にわたり抑制してきた医師養成数を増加に転じさせる方針を固めた。
今後10年程度の医師不足対策を示す「安心と希望の医療確保ビジョン」に盛り込み、近く発表する。
大学医学部の総定員は現在、ピーク時(約8300人)の9割強の約7600人(暫定措置を含めると約7800人)。同省は、関係省庁との調整で、ピーク時まで戻すことについてはおおむね同意を得ており、今後、さらに上積みする可能性を模索する。 ビジョンでは当初、増員の数値目標を掲げる方針だったが、80年代のピーク時の8300人でも不十分との見方もあるほか、財源問題の調整も残るため、今回は数値の明記は見送った。
ビジョンには、2004年度に導入された新臨床研修制度の見直しも盛り込む。新制度は、新人医師が原則として自由に研修先を選べるため、都市部に医師が集中するなどの混乱が生じたとされる。
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この書き方は「自由に研修先が選べる」ことが悪いと言わんばかりですが、自由に研修先を選べるのはむしろ普通です。今までが異常。ただ、魅力に欠けるところに人が集まるのか・・・と言うこと。
それが良いのか悪いのかは、いろいろ考えていかねばならないと思います。
ただ・・・・研修医がいなくなることで、大きな問題が起きてしまう・・・という状況が異常だとも思いますが・・・・。
自由と言う話ですけど・・・僻地の産科医先生の「防衛医大の6年生」と言う記事を読んでしまいました。
http://obgy.typepad.jp/blog/2008/06/post-1341-34.html
職業選択の自由を奪うようなことをしてはならないと思いますし、少なくとこの話は契約違反に近いと思いますので、僕もいかがなものかと思っています。
ほとんど、僻地の産科医先生と同意見です。
個人的にはそういう魅力に欠けるような政策を実施するからこそ、人材が失われていくのでしょう。
まとめます。
「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」という憲法第22条がありますが、自由な研修の制限(まだ行ってはおりませんが・・・居住・移転の自由)や自分の診療科を決定すると言う職業選択の自由が損なわれそうな状況です。
憲法に記載された基本的人権としての大きな要素の一つが、こういったことを切欠にどんどんと失われていく可能性に危機感を感じます。
職業選択の自由をまもる必要性があるだろう・・・と思われる方は応援をよろしくお願いいたします
http://blog.with2.net/link.php?602868
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しかし、本当に疲れているようです。ただ、体調が悪いだけかもしれませんがw
では、また。