新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

ど~でもいい話:僕と大学生(特に医大生)

2008-10-13 22:33:05 | ど~でもいい話

さて、続けます。

 

僕は医者という仕事が楽しくて仕方がない人間です。何が楽しいかって、やはり人のためになることですし、いろいろな発見がありますので飽きが来ません。

 

一生費やしても新たな発見が続いていくのでしょうし、今の常識が将来の非常識になったりして一生楽しく過ごせることが請け合いです。

 

そんなことを思っているわけですが、この将来の仕事・・というものを見つめながら大学生をやっている学生が少ないように思います。

 

僕は医者を志した。だから医学部にきて医者になりました。だから今までと異なり、一生懸命大学にきて勉強しました。予習というものをしたのは大学が初めてでした。

 

最近の大学生は「どんな仕事に就きたいか?」ではなくて、「仕事に就くまでの期間を過ごす場所」として大学を選んでいるように思えます。全員ではないですけど・・・。

 

あくまで将来の指針があるから「大学」での生活が素晴らしいものになると思っています。

 

大学を卒業=社会人になるのはそれだけ遅いわけで…はっきり言えば、「自分のやりたい仕事」がわからないまま「大学」を選んでも、社会人としての経験を4年間失うだけかもしれません。

 

ですから大学を選ぶには・・・「その先」を見出したうえで選ばなくてはならないのだと思っています。

 

その最たるものが医科学生です。

 

医学部に進んだ学生は将来の資格として「医師」の資格しかありません。 当然ながら医者が合わなければ…ただの人です。

 

偏差値だけで医者になった人間であれば…もしくは、「医者は給料が良さそう」「医者は・・・」とかそういった偏見で医者になったような人間がいたら「医療行為に楽しみを見いだせないのではないか?」と心配しています。

 

すべての学生が「この仕事」につく楽しみ・・・この仕事に就いたことでどれだけの人が感謝し、どれだけの人のためになっているかということを考えながら仕事をすることこそが重要だと思っています。

 

医大生は・・医者になって・・

「これは俺には合わない」

と思っても、すでに6年もの時間を無駄にしてしまっているかもしれない。そのことを考えてほしいと思います。

 

しかし、逆にこれほど面白い職業もなく、しかも直接的に感謝される職業でもあるのだということも知ってほしいと思っています

 

すべての職業に当てはまると思うことです

 

自分ができることをやっていき、それが人から感謝される。人から感謝されることはうれしいことですから、そのことに感謝する。

自分を高めることで他の人が幸福になる職業。

 

そんな職業に就けることに楽しみを見出し、感謝して…そして自分の時間も楽しむことができれば・・・・と思います。

 

すべての学生が自分の楽しみを見いだせる職業を見つけだすことを祈って。

 

おそらく、楽しさを見つけだすことができる人は・・相手の幸福のために尽くそうとする人なのだと思います。

 

退屈な仕事、ルーチンワークと思ってやっていては何も発展性がありませんし、自分を発展させる必要がないから・・・。それでは面白くない

 

臨床研修のローテートも同じですよ。ルーチンワークだと思わずにやれるかどうかです。

 

自分の仕事の中で楽しさを見つけ、そのことに感謝をして・・・・。それがおそらく自分を含めた多くの人の幸福につながるのではないかと思っています。

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日本の大学生(おそらく多くの子供たち)が将来何かを見つけだしていくことを祈念して

 

では~

次はMission statementかな? その時は三十路か・・・・

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もうすぐ三十路

2008-10-13 21:55:42 | Weblog

こんばんは

 

いよいよ残り2時間弱になってきました。気にしていますね~。20代という時間をw

 

節目の時を迎えるにあたり、新しいMission statementを作るべく自己内省しております。

 

結局のところ思うところは

自分が楽しいと思うことを全力で行い、それが多くの人のためになるのが最もよい

という結論ですね。

 

20代という時間を僕はけっこう無茶をしながら生きてきました。その割に安全志向であり、自分なりの成算がなくては動かないタイプでもあります。

 

しかし、成算がなくても

やるしかないな

と思ったら、やってしまうタイプでもあります。

 

どっちだろう、本当の僕のタイプは・・・w

 

あとやったことがないことを恐る恐る経験して、2回目以降は1回目の経験を糧に経験をより吸収するようにするタイプ

 

まだ、やったことがないことが多数あります。そのやったことがない「多くの経験」をこれから経験していき、またそれを糧に様々なことをやっていくのではないかと思っています。

 

これからの人生が楽しみではありますが、今思うことは・・・

 

もうちょっとで三十路w

 

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ということです。

 

現在、Mission statement作成中です

それでは、また。

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ど~でもいい話:僕と祝日の午後

2008-10-13 16:45:58 | ど~でもいい話

こんにちは。帰ってきました

 

病棟は安定しており、気になる患者さん(二人の寛解導入療法:Induction をしている患者さんのうち、一人はCRまで持っていけないような気がして・・・・。HLAを調べられたので、ドナー検索していますが・・・バンクドナーもほとんどいない・・・。一座不一致でミニ移植・・・かしら?)はいますが、今日すぐに対応しなくてはならないということはなさそうです。

 

漸く、29歳最後の一日をのんびり(?)過ごせそうです。

 

 

先程、別に悪いとは言わないのですが・・・先月退院された患者さんから電話がありました。

 

患者さん→病院窓口→看護師さん→僕 と、流れてくるわけですが・・・流石に平日じゃないのにと思ったりします。患者さんは「たぶんいる」と電話されたようですけど・・・・

 

電話の内容が症状が悪化したなどであれば、もちろんすぐに応対しなくてはならないのですが

「いや~、先生のおかげで元気になりました」

「そうですか。よかったですね~。で、どうされましたか?」

「いや、この領収書見ていて思ったのだけど、手術って、何の手術なのかな~と思って」

「・・・・・・・・・たぶん、保存血輸血…輸血だと思います

「そうですか~。あと放射線治療にも点数が付いているのだけど・・・」

「たぶん、放射線治療はしてないので・・おそらく放射線検査の点数だと思いますが?」

「そうですか~。ありがとうございました」

 

・・・・・・・・・・・・ 流石にそれだけなら平日に病院窓口に確認すればいいじゃないか?

 

祝日の午後に名前指名で電話されるのがダメなわけではないのですけど、もしいなかった場合・・・

「電話がありました」

と言われて、患者さんの体に何かあったのか・・・と、気になって病棟に行くかもしれません。 う~ん、確かに祝日も夕方まではいることが多いのですけど・・・

 

いくらなんでもそういうレベルなら平日に電話してほしかったな~と思うところです

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さて、それでは、20代最後の一日を自己内省に費やそうかと思っております。

 それでは、また。

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Day-1:要は20代最後の日

2008-10-13 07:46:32 | Weblog

おはようございます。

いよいよ29歳最後の一日になりました。明日には

 

三十路orz

 

あ~、ついに

「まだ僕は20代です!」

発言ができなくなってしまうw

 

 

いつも誕生日には新たな「Mission statement」を作成しておりますが、30になり身も心も新たな心境で頑張ろうと思っております。まったく新しい行動方針で目の前の人たち、周りの人たちの幸せのために貢献し、全体のために貢献できればと思っています

 

論語には

『子の曰く、吾れ  

十有五にして学に志す。  

三十にして立つ。  

四十にして惑わず。  

五十にして天命を知る。  

六十にして耳順がう。  

七十にして心の欲する所に従って、  

矩を踰えず。』              

と書かれています。

 

昔の30歳と今の30歳は違うでしょうし、環境もまったく異なります。当然、孔子と僕では全く人間も違いますが、30にして立つ…ということで、しっかり生きていきたいと思っています

 

今、思っているのは

この行動が誰のためになっているのか?

ということです。

 

それを追求していきたい。

 

可能であれば寝る時間などは少なければ少ないほどよい。しっかり休めて、100%の体調で、多くの人に貢献できるのであれば、できるだけ多くの時間を費やして死ぬまで人に貢献し続けたい

 

将来、誰かと住むことになったり両親を養う必要が出てきたときに彼らがお金に心配しなくてよいくらいの十分な給与があれば、個人的には自分自身や家族、友人・・・周りの人々に貢献し、さらに知識をえ、自分の道を歩んでいくことこそ僕への報酬だと思う。

 

そんなことは無理だという人もいますが、結局はどこに幸福を見出すか、自分の生活の中に感謝すべきことを見出すか、そういったことが重要なのだろうと思います。

 

また、「自己評価」を優先する教育システム、社会システムにするようにしたい。それこそが恐らくこの日本という国をより良くする手段になりうるのではないかと思う。

 

教育手法の一つ、ポートフォリオに関しては「自己評価」が重要なシステムです。これを行うことがよいと思っているのは「自己評価の高い人間を育てていくことができること」でもあるのです。

 

教育手法だけでなく、「自己評価を高めること」こそが重要であり、他人の評価に依存せず自分らしさを発揮し、すべての人がその能力を使って多くの人に貢献するためには「自己評価がしっかりしている」ことが重要なのだと思っています。

 

他人の評価や持ち物ではなく、自分の存在そのもの、他人の存在そのものを尊敬でき、彼らの固有の能力を発揮できるようにすることこそ、日本がより良くなる…そして世界のためにもなるのだと思っています。

 

僕はそれを行っていきたい。

 

そして、現在の医療システムに関しても、問題を解決する必要はあります。医局の人事機能はどうでもいいのですが、教育機能だけは残さなくては「将来の日本の医療」の発展に不都合が生じますし、それは国民の不利益につながります

 

全く新たな教育システムでもよい、「医師教育・医療教育」の方向を中心に「医師の増員が可能」でかつ「より良い教育体制」を確立できないかと日夜考えています(暇があるとですけどね)。

 

医局の最底辺から、教育改革・医局改革を思う僕w

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なかのひと 

もちろん、勤務体制も含めて安全な医療体制を確立し、国民が安全な医療を受けることができる体制にしなくてはならないのは確かなんですが・・・

 

これはすでに多くの先生が考えられていらっしゃいますので、僕はそれを拝聴しながら・・協力できることは協力するという形で行きたいと思います。

 

少しずつ、自分の生きざまが見えてきたような気がします。

あとは文章にまとめ上げるだけですね。

 

まだ、死にざままでは見えないのですけどw

 

それでは、出勤します。

今日も落ち着いているとよいのだけどw

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