新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

怒涛の一日

2009-01-14 23:55:50 | 医療

こんばんは。

 

今日は、まさに怒涛の一日でした。

 

今日は自家移植ですけど、Day0の患者さんがいましたのでその方の準備と、今日入院予定の方の治療方針の説明などを午前中に行い、教授回診後に外来で「じっくり」話をしないといけない人としっかり話し合おうと思っておりました。

 

ところが・・・・ 9時過ぎに患者さんの家族から電話。患者さんの様子がおかしいという。この方も僕ができるだけ早く入院させたいと思っていた3名のうちの一人だったので・・・話を聞いて

救急車呼んでください。で、外来処置室にまず来てください

と言い、救急車で来ていただきました。

 

この方の処置を行っている途中で、輸血部にお願いしていた「造血幹細胞」を取りに行く時間になってしまい・・入院調整終了した状態で研修医の先生に引き継いでもらいました。

 

それで自家移植を実施して、休む間もなく教授回診に入ったら、ナースステーションで座っていた患者さんが急変して意識消失

 

そのままそちらの対応に移って輸液や検査などを行い、病室へ戻りました。そちらが落ち着き始めたころ、朝緊急入院してもらった患者さんの家族から質問があり、状況と今後の治療方針を話をし・・・。

 

そして予定入院の患者さんの家族と会うこともなく・・今度は外来に行って・・・・また緊急入院(また、他の病棟)orz

 

その後、患者さん対応が終わって血液病棟に戻ったら、自家移植を行う方針にしたい人の家族から説明を求められ30分ほど話をし、納得していただいて「お願いします」とのこと。

 

そして移植した患者さんの様子を見て、ようやく予定入院の患者さんと話をし・・・。

 

その後、夕方緊急入院した患者さん家族としっかりと話をし・・・・ その後もちょこちょこ病棟の対応をして・・・疲れたので帰ってきました。

 

気がついたら僕の直接の担当も14名に増えておりますし・・・

 

どっと疲れてへばっていたら看護師さんが言いました

「先生、過労死しそうですね」(看護師さん)

「まだ、死なないですよ」(僕)

「先生、じゃぁ聞きますけど・・・先生が死ぬとしたら何で死にそうですか?」

「…過労死w」

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なかのひと

そんなこんなで休む間もなく怒涛の一日は過ぎていったのでした・・・。

コメント (3)
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