新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

おやすみなさい・・・

2009-01-15 22:20:18 | 医療

こんばんは

 

今日もいろいろ一日ありましたが、一度休養してからいろいろ書きたいと思います。

今日は早々に体を休めて、明日以降(特に週末はバックアップに入っているので)に備えたいと思います

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なかのひと

では、また。

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動悸

2009-01-15 06:10:24 | 医療
おはようございます。

記事を書いたあと、しばらくしてから寝て…一時過ぎに電話

さらに4時前に電話がありそこから病院に居座っています。

連続睡眠時間が短いせいか動悸が〓

困っものです。

では、今日も1日頑張ります
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医療従事者と患者の求める先は?

2009-01-15 00:28:02 | 医療

さて、続けます。

 

ちょっと疲労気味なので簡単な記事を・・・。

まぁ、朝「ある理由」からこの件に関しては深く考えていて、たまたまそう言った記事があり、たまたまそういった出来事が今日あったので・・・書いてみたいと思います。

 

内容は簡単でもないですね・・・・

読売新聞です

 

がん患者の8割超「最後まで病気と闘う」、医療者とギャップ

1月14日21時20分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000066-yom-soci  

がん患者の8割以上は、最後まで病気と闘うことを望みつつも、死を意識せずに普段通りに過ごしたいと考えていることが、東京大によるアンケート調査で明らかになった。  

逆に、がん診療に当たる医師や看護師は、将来の病状の変化や余命を知って、死に備えることを重視する割合が多く、患者と医療関係者の間で価値観のギャップがあることが浮き彫りになった。  

調査は昨年、「望ましい死」や「死生観」について、同大病院放射線科を外来受診しているがん患者や一般市民、同大でがん診療に当たる医師・看護師ら医療関係者を対象に実施。計1138人から回答があった。  

「最後まで病気と闘うこと」に対しては、患者の81%と一般市民の66%が「必要である」と答えた一方、医師、看護師はそれぞれ19%、30%にとどまった。「身の回りのことが自分でできる」「死を意識せずに、普段と同じように毎日を送る」ことも、患者や市民の8~9割が「必要」としたが、医師では約半数だった。  

一方、医療関係者は「残された時間を知っておく」「会いたい人に会っておく」ことを重視し、死への心構えなどの準備をしたいと考える傾向があった。

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先程患者さんの家族と話をしていました。

今現状はこのような状況で厳しい。厳しいながら「患者さんの生命」を重視するのであればしびれが強くて治療をやめたが効果があった「Vel+DEX」の治療を行う方が良いだろう。

 

ただし、患者さん本人は治療を希望されていないのではないか?

 

先程入院することすらいやがっていたが・・・「輸血」の必要性を説いて入院していただいたが、抗癌剤治療に関しては「患者さん本人が受けるものであり、家族が受けるものでも、医者がただやるものでもなく・・・

 

1時間ほど家族と話をしていました。

 

過去に行ってきた治療、現在の状況・・・今の状況で患者さんに対して行える方法として最上と思われるもの。代替え案が今の日本の医療に関してはないこと(Thal+DEXが全くの無効だったため)。

 

家族からの質問はいろいろあったものの、すべてお答えしてVel+Dexを行う方向で納得していただいた。いやむしろ希望していたのかな?

患者さんに治療を受けてほしい。家族はそう思っているが・・・・

 

患者さん家族の熱望はわかったのだが

効果があったとはいえ前回副作用で使用をやめた抗癌剤を使用します。そのことを考えれば当然患者さんご自身が「やるぞ・・・」という気持ちにならなかったらだめです。また、患者さんが積極的な治療ではなく・・・支持療法:輸血などでしばらく家族と一緒に過ごすのを望まれるのであれば、痛みなどを取って輸血をしていくという選択肢もあるのではないかと思います」

 

そんな話もしていました。

 

実際に僕も「がん診療」にあたり、「死を見つめるもの」として「死に備えること」「死ぬまでの時間をどう過ごすか」ということを考えたりします。

 

実際、手の打てないような患者さんに対しても「最後まで治療を行う」ことは考えています。ただ、勝ち目のない治療を無駄に行って患者さんに与えられる時間を奪ったり、長く生きたけど病院の中から出られなかった…というのはどうか…と思っています。

 

あくまで患者さんの求めるものを、医療従事者と患者さん、そして患者さんを支える家族で手に入れること

 

ゴールは患者さんの求めるもの

 

患者さんが「より長生きすること」を求めるのであればそれもよし。「家族と一緒に長く過ごすこと」であれば、それを達成するべき行動しなくてはならない。

 

そう思っています。

 

ゴールが見えなければ「病気と闘う」ことはできないと思います。

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なかのひと

ゴールがわからずにそこへ向かう「追い風」が吹くこともないわけです。

向かう場所がわからずに大勢で何かをやろうとしてもダメです。 ゴールがわからずにサッカー(別にバスケットボールでもいいですけど)をやっても意味はありません

 

患者さんを中心に医療従事者や家族が協力してそれを達成すること。それができるような世の中にするためにも「患者さん」「患者家族」「医療従事者」「マスコミ」「その他もろもろ」が協力してこの国を変えていかなくてはならない。 そう思っています。

 

では、疲労気味の体を回復させたいと思います。

では~

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