さて、少しだけまともな記事を書いておきます
さて「医療の予算制」に関してご存知の方は多いと思います。フランスなどで行われていますが・・・一部日本でも予算制で動いている病院があります
ま、そんな病院のことを考えながら「今の日本の医療費」で予算制を組んだらどうなるだろうか…ということを考えてみました(笑
まず「予算制」のためいろいろ問題があります。
病院ごと、地域ごとに総予算が決まっているわけです
しかも国の医療費が異常に少ないw
ある病院。そうですね。A病院としましょうか
その病院は総合病院で・・・すべての診療科がそろっています。その地域には・・一部・・・例えば「血液内科」など他の病院には存在しない診療科もあるわけです。
その場合、患者さんが集中するわけですが・・・ 患者さんを何とか頑張って診ていたら
「予算がなくなる。患者さんをどうにかして診なくてよいようにしなさい」
というアホなお達しが来ることにわけで・・・・(たぶん、予算制なら)
それで医者は泣く泣く「患者さん」をTriageして「助かる可能性の高そうな」「若年者」などに医療費・医療従事者をつぎ込むわけです。
もっとも・・・地域住民に対する医療を提供することも重要な役割である以上、そういった病院が「予算がないから」という理由で診療抑制をかけるわけにもいかないとは思うのですが、現実的に予算がなくなったら動けなくなるのでしょう。
病院ごとに配分される予算も・・・・・そもそも予算が少なすぎて「医師数も看護師数も少ない」「医療を提供しようにも十分な医療を提供できない」ということが起こりうるだけでなく、「頑張ったら頑張った分だけ、無駄に予算を使うなと怒られる」ということも生じるのだろうw
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フランスで「総予算制」が成り立つ理由は・・予算を超えたときの対応方法もしかり、高いGDP比率もしかり・・・・そして私的保険の有効性や意外と高い自己負担金などの影響で受診抑制もかかりうることなどもあるのだろうけど・・・・
今の日本の医療では絶対不可能だな。
特にオーバーした分は「病院負担」となれば、病院から給料をもらう「医療従事者」に直接の負担になるわけで、そうするとアクセス拒否などにつながりかねない・・・。
ふと、総予算制にしたらどうなるかという「退行的」な話を書いてしまいましたが、現状の問題点が浮き上がってきませんか?
わざとこういう記事を書くことで「医療費が少ない」ということがどういうことを将来起こしうるのかを現わしてみたつもりです。
医療費を抑制しているということは「総予算制」「総枠予算制」とほぼ同等のことを日本全国でやっているようなものです。
それは最終的には「患者さんを診ない。診れない」ということにつながり、患者さんの…すなわち国民の不幸につながるというわけですね
少し具体的に問題点が浮かぶような記事を書くことができましたでしょうか?
無理かな~。思っていることを表すというのは難しいものですね。
さて、明日も忙しいので今日はこのあたりで・・・。
では~