一つ追加します
僕は以前上司の許可をもらってインタビューを受けて、某医療系雑誌に「匿名」で意見を言いました。
僕はあくまで日本の医療をよりよくするために「医局ごとの違い、よさ」を学ぶために横断的な医師教育組織を作るべき…というもので、その考えはまだ消えていません。
ガイドラインができたといっても細かいところの違いもあるし、本当に別の病院へ行くと「こんなことしているの?」というのが良しにしろ、悪きにしろあります。
それ故僕はそういう組織を作りたいと思っています。そのほうが国民のためになると思いますし、医師一人一人も井の中の蛙にならなくて済む。臓器移植を勉強したいという医師が「医局」の垣根を越えて積極的に自分のやりたいことをできるようになる。その知識を持ってきて自分の大学、病院をより良いものに変えていける。
そんなことを考えているのですが、これには僕は周りの人から学ぶべきことは多い。特に全く違う分野の人からは…というのがあります。
そこで思ったことです。官僚というか省庁も極力横断的にしてみてはどうだろうか?
メリットは
1、さまざまな省庁を渡り歩くことでそれぞれの良さ、やり方などを学ぶことができる
2、省庁間の連携が取りやすくなるのではないか?
3、縦割り行政をなくし、省益を考えることがないようにする(横滑りができるので、省益にならないことをしても窓際に追いやられなくて済む)
などでしょうか。ほかにもありそうですが・・・・。
デメリットとしては
1、もしかすると本職のスペシャリスト官僚がいなくなるかもしれない
くらいでしょうか?
僕は別にいなくて大丈夫ではないかとも思うのですが、どうでしょう。全員が同時に異動したらもちろんアウトですが、行政職のひとが時期をずらして移動する分には全く影響はないと思います。
まぁ、ある程度で「ここをメイン」にすると決めてもよいと思いますし。
出向でも様々なことは学べますが、本当に移動になればしがらみはなくなると思いますし…そっちのほうがいいと思いますw
http://blog.with2.net/link.php?602868
いかがでしょうか?