新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

今日は完全休養にします(これから数時間だけね)

2009-01-22 22:24:06 | Weblog

こんばんは

今日は外来も数が少なく、ゆっくり話をしても16時くらいには終わるという良い一日でした。病棟もほどほどに安定していて、今なら体力の回復に努めることができそうです。

 

もっとも昨日のように何かあれば電話で連絡が来るでしょうし、必要ならば戻らなくてはならないのでしょうけど

 

さて、何か記事を書こうかと思ったのですが・・ときには何も考えずに頭を休めるのも必要かと思い、今日はこれにて失礼させていただきます。

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あまりいろいろ考えすぎると「ショート」しそうな気もしますのでw

 

では、また。

 

因みに本当はこの記事を引用しようかと思っていました。

紹介だけしておきます

 

保健師資格は「不思議なライセンス」

1月22日18時52分配信 医療介護CBニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090122-00000001-cbn-soci


 

 1月21日に開かれた「看護の質の向上と確保に関する検討会」(座長=田中滋・慶大大学院経営管理研究科教授)では、看護教育における助産師と保健師の問題に関しても議論が及んだ。吉田松雄委員(学校法人「吉田学園」理事長)は、看護師国家試験合格が資格の取得要件になっている保健師について、「実際に資格を取得して保健師として就職できるのはわずか10%。一生懸命やって取ったのはいいが、就業する場所がない。これは非常に不思議なライセンス」と皮肉った。

 これに坂本すが委員(東京医療保健大医療保健学部看護学科長)も同調。「わたしも大学にいるが、100人卒業させて保健師で就職したのは3人しかいない。彼らを教育するために、どれだけの人が非効率にエネルギーを掛けているか。わたしも初めてそれに突き当たってびっくりした」と述べた。
 さらに坂本委員は、看護大学の増加に反して助産師数が増えない現状について触れ、「看護師と保健師、そして助産師の教育を4年間の中に設けているため、“入れ子的”なプログラムで助産師教育を受けなければならない現状がある。長期的なスパンで妊婦を診ることがドクター不足の中での重要な役割になると思うが、それが実習の中でうまくできないということも抱えている」と問題提起した。

 草間朋子委員(大分県立看護科学大学長)は、文部科学省が看護師と保健師の両方の養成課程を看護大学指定の前提としている事情に言及。「毎年1万人近くが保健師の免許を取っているが、そのうち大卒者で就労するのは約600人。現在のように、すべての看護大学の学生に取らせようとすると、半分以上の学生は目的意識がないまま実習に出なければならない。実際、実習先から『保健師になりたくない人が来るのは困る』との苦情もある。一方で大学側は、とにかく実習施設を探さなければならないため、齟齬(そご)が出ている」と述べた。

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医療と予算制:医療費抑制の問題点が見える・・・

2009-01-21 23:16:41 | 医療

さて、少しだけまともな記事を書いておきます

 

さて「医療の予算制」に関してご存知の方は多いと思います。フランスなどで行われていますが・・・一部日本でも予算制で動いている病院があります

 

ま、そんな病院のことを考えながら「今の日本の医療費」で予算制を組んだらどうなるだろうか…ということを考えてみました(笑

 

まず「予算制」のためいろいろ問題があります。

病院ごと、地域ごとに総予算が決まっているわけです

 しかも国の医療費が異常に少ないw

 

 

ある病院。そうですね。A病院としましょうか

その病院は総合病院で・・・すべての診療科がそろっています。その地域には・・一部・・・例えば「血液内科」など他の病院には存在しない診療科もあるわけです。

 

その場合、患者さんが集中するわけですが・・・ 患者さんを何とか頑張って診ていたら

予算がなくなる。患者さんをどうにかして診なくてよいようにしなさい

というアホなお達しが来ることにわけで・・・・(たぶん、予算制なら)

 

それで医者は泣く泣く「患者さん」をTriageして「助かる可能性の高そうな」「若年者」などに医療費・医療従事者をつぎ込むわけです。

 

もっとも・・・地域住民に対する医療を提供することも重要な役割である以上、そういった病院が「予算がないから」という理由で診療抑制をかけるわけにもいかないとは思うのですが、現実的に予算がなくなったら動けなくなるのでしょう。

 

病院ごとに配分される予算も・・・・・そもそも予算が少なすぎて「医師数も看護師数も少ない」「医療を提供しようにも十分な医療を提供できない」ということが起こりうるだけでなく、「頑張ったら頑張った分だけ、無駄に予算を使うなと怒られる」ということも生じるのだろうw

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フランスで「総予算制」が成り立つ理由は・・予算を超えたときの対応方法もしかり、高いGDP比率もしかり・・・・そして私的保険の有効性や意外と高い自己負担金などの影響で受診抑制もかかりうることなどもあるのだろうけど・・・・

 

今の日本の医療では絶対不可能だな。

 

特にオーバーした分は「病院負担」となれば、病院から給料をもらう「医療従事者」に直接の負担になるわけで、そうするとアクセス拒否などにつながりかねない・・・。

 

ふと、総予算制にしたらどうなるかという「退行的」な話を書いてしまいましたが、現状の問題点が浮き上がってきませんか?

 

わざとこういう記事を書くことで「医療費が少ない」ということがどういうことを将来起こしうるのかを現わしてみたつもりです。

 

医療費を抑制しているということは「総予算制」「総枠予算制」とほぼ同等のことを日本全国でやっているようなものです

 

それは最終的には「患者さんを診ない。診れない」ということにつながり、患者さんの…すなわち国民の不幸につながるというわけですね

 

少し具体的に問題点が浮かぶような記事を書くことができましたでしょうか?

無理かな~。思っていることを表すというのは難しいものですね。

 

さて、明日も忙しいので今日はこのあたりで・・・。

では~

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研修医の重要な仕事は報告!

2009-01-21 22:06:31 | Weblog

こんばんは

今日はかなり早めの帰宅です。

病棟が落ち着いているのもそうですが、若干怒っていますので

 

何を怒っているかというと・・・・

個人的にはできるだけ研修医の判断というのを聞いて・・・「何でそう思うのか」とか「どう考えて、どうしたいのか」ということを聞いてやりたいと思っていますが・・・

 

最悪でも報告せんかい!

 

個人の判断で動けるものもあるけど、お前・・それってたまたま小耳にはさまなかったらスルーしていたんか?

 

研修医が今の研修制度ではお客様になりかねないというのはある。それは大きな問題ではある。

 

僕のような勝手にしゃしゃり出るタイプでない場合、「君はどう思う?」と水を差し向けることは非常に重要なことだと思っているので(伊達に今すぐにでも実行できる研修改善策として提出したわけではない)実行しているが、勝手にやって報告もなしというのは許さん

 

というより、最悪でも報告がなかったら「最低限の処置」をしていなかったり、判断ミスがあった場合どうするんだ?

 

まず第一に患者さんの不利益になるし・・・。

研修医の責任になるぞ?

 

報告さえしていれば研修医の責任ではなくて、報告を受けた医師の責任になるわけですけど・・・・。

 

直接の担当でなくても、血液の全患者28名位全員把握しているから僕の所にでも来ればいいものを・・・・

しかも報告がなかった場合は「監督責任」とかもあるし、研修医も責任取らないといけないし

 

 

 

僕はいつだって

これでいいのか?患者さんのために最良の手段なのだろうか?

と思ってやっています。恐らく医者である以上、一生そういう気持ちでやり続けることだと思います。

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いくら研修医だからと言って「患者さんにベストを尽くす」というスタンスには変わりはあってはならないわけで・・・。

(ま、一部には本当にお客さんと化している場所もあり、そういうところではいろいろあるのかもしれませんが)

 

にもかかわらず・・・・お前ら~

抗癌剤漏れて報告なしか?

しかもAraCみたいに皮下注するような薬ならともかく(それも知らないだろうが・・)、ビンクリスチン(VCR)とドキソルビシン(ADR)漏れて報告なしか?

 

たまたまいたからいいけど、お前らルート再確保しましたじゃないからな・・・。

 

次報告なしだったら「手駒」としてしか扱わないからな・・・

 

 

患者さんの不利益というのを考えたら、何をやるにも怖くて仕方がないと思うのだが・・・。

僕が研修医のころは「こういう対応をする」という自信があっても、

すべての判断情報を報告して自分のプランを伝えて実行する

ようにしていたが・・・・・

 

「報告なし」は僕の中では「こいつら何も考えてない」という風にしか思えないのですけどね・・・

 

患者さんに対する責任というのをどう考えているのだろうか?

 

そう思っていたら、だんだんイライラしてきたので病棟から撤退しました。幸い病棟は安定していますし、流石に報告するでしょう。何かあれば・・・。

うちの連中はこっちの意図が読み取れないほど「馬鹿」ではないと信じます。

 

今日はこのままおとなしく自己内省の時間にしたいと思います。

では、また。

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看護師不足の果てに・・・

2009-01-20 23:40:07 | 医療

さて、続けていきます

医者だけでなく、看護師さんの不足も地域医療を脅かす大きな要因になっています。

 

冗談ではなくて大学病院もそのうち看護師不足で崩壊するかもしれませんね。

 

CBです

 

看護職員の新たな需給見通し策定へhttp://www.cabrain.net/news/article/newsId/20177.html  

厚生労働省は来年度、第7次の看護職員の需給見通しに関する検討を開始する。同省が2005年12月にまとめた第6次の見通し期間が10年末に終了するほか、看護職員の需給を取り巻く環境がこの間に変化したため、11年以降の中長期的な需給見通しを検討する。  

同省は来年度、「看護職員需給見通しに関する検討会(第7次)」を設置し、新たな見通しの10年中の策定を目指す。ただ、検討会の具体的な設置時期やメンバー、第7次の見通し期間などは、現時点では「未定」としている。  同省の第6次見通しでは、看護職員に対する需要が06-10年に約131万4000人から約140万6000人に増える一方、供給については約127万2000人から約139万1000人になると予測。需給はこの間、均衡に向かうと見込んでいた。 

しかし、06年4月の診療報酬改定で、看護職員の手厚い配置を評価する「7対1入院基本料」が新設されたのに伴い、一部の大病院が新卒看護職員を大量採用する一方、多くの民間病院では必要人員を確保できなくなり、社会問題になった

-------------------------------

最後の一行は「過去形」ではなく、「現在進行形」でしょう。

 

7対1看護を形成するためには病床数を削減せざるを得なくなる。それも国の「病床数削減政策」の一つなのかもしれませんが、このままでは地域医療は成り立たなくなるでしょう。

 

かといって、7対1看護が悪いわけではなく、もともとの医療を取り巻く環境や見通しの甘さが招いた結果であり…何とも言えないですね。

 

対策としては・・・・今までにも書いてきましたが、いかに準看護師の起用を「緩やか」にするかという点だと思います。

 

準看護師30%の制限がなくなれば、さしあたり人手不足を解消することはできる可能性はありますから・・・。それも都道府県単位で必要なだけ揃えられますしね・・・。

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では、また明日。

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ど~でもいい話:僕と「マリーセレスト号」

2009-01-20 23:05:56 | ど~でもいい話

こんばんは

 

今日は早めに帰ってきて22時過ぎに家に着きました。

ま、その前に当直の先生から急患一人受け継いでいますが・・・

 

で、病棟に残っていたメンバーで夕食を食べてから帰ってきました。

 

ま、いつもだともう一仕事というところですが、今日は疲れがたまっているのと(週末バックアップの方が平日より疲れます)明日の教授回診での新患カンファは3名だけなので空いた時間に準備してしまいました。

 

さて、今日はど~でもいい話から行きたいと思います。

すごくびっくりしたことがあったので。。。

 

今日の日中のことです。

 

僕は血液内科ということで朝患者さんのVitalなどを確認した後、回診して顔色や他の微細な変化がないか、訴えがないかなどを「血液の患者全員(担当の有無関係なく)」確認します。

で、それが終わったら朝食をとり必要に応じて「他科」からの依頼事項や何やらを行い、病棟で全患者の採血データなどすべてを確認します。

 

で、データに合わせて指示を出して…というのが日中の仕事です。

他にも外来患者関係やらいろいろありますが・・・・

 

 

今日の病棟の患者さんの血液検査の確認をしていた時のことです。

エレベーターの中に点滴台だけ残されていました

という報告がうちの病棟にもたらされたのは・・・・

 

 

誰の?○○さん

マリーセレストじゃあるまいし、なぜ点滴台だけ・・・?

 

点滴台だけって?患者さんは?

病棟の看護師さんや僕らはびっくりして、何人かは売店の方へ探しに行き、僕は病棟内、一部の研修医も同様・・いろいろ探しておりました(5分くらいか)

 

「しかたがない、全館放送かけよう」

 

そんな話をしていた時、患者さんが上がってきました。

下に行った看護師さんも一緒です。

 

患者さんの話を聞くと売店に行ってエレベーターに乗ったところで、突然別の患者さんが倒れたらしく、そちらを助けていたら点滴台だけエレベーターの中に取り残されて上がっていったということです。

 

・・・・いや、それっておおごとだよ・・・・

 

本人は大爆笑だったけど、こちらはドキドキしました・・・

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本当にどうでもいい話ですねw

それでは、また。

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研修医よはよ帰れ

2009-01-20 01:29:10 | 医療

こんばんは

今日も日をまたいでしまいましたが、相変わらず元気です。

 

他病棟に患者さんが入りましたが、そこの師長さんが非常に協力的で助かりました。 なんとか起死回生の一打を放つことができるかTryできる・・・と、うれしい反面・・・ここからは急変覚悟で待機せざるを得ないなとも思うわけです。

 

まぁ、そんなこんなでいろいろやっておりましたが、気がつくと午前1時

 

「今何時だ?」(僕)

「1時3分前です」(研修医1)

「よし、そろそろ帰るぞ。みんなも早く帰れ」

 

このとき研修医3名が残っていました。

 

こんなのが大学病院だったりする。

 

しかし・・・この大学病院が機能しなくなれば・・・地域医療は崩壊するだろうな・・・

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患者さんの新規受け入れができなくなれば…この病院の存在価値って何だろう・・・そんなことを考えながら仕事をしています

 

しかし・・・先程から胸痛や動悸が・・・・。

働きすぎ?

 

ま、いいか・・・(よくない?)

 

では、また。

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誹謗中傷が目的:誰に利益があるのだろうか?

2009-01-19 05:52:07 | 医療

おはようございます

 

akagama先生のBlogからTBをいただきました

じゃまものは消せ!!

 

先日の「医師は応召義務を果たしていない?:皆様どうお考えでしょうか?」「医療政策機構のHPより」という記事に関して、実はもともと下のような文章があったということらしいです。

-------------------------------

「同書の「あとがき」によると、中央社会保険医療協議会で委員を務めている勝村久司氏(連合「患者本位の医療を確立する連絡会」委員)が、著者に「誹謗中傷の本書かへん?」と電話で依頼したという。
 勝村氏は、陣痛促進剤の事故で長女を亡くした京都府の高校教師で、患者や遺族の立場から幅広く活動している。公的な立場にあるだけに、「遺族への誹謗中傷」に対して反論するよりもむしろ、医師と患者との信頼関係を回復する方向に目を向けることはできないものか。」

http://s03.megalodon.jp/2009-0116-1852-17/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000003-cbn-soci

--------------------------‐

勝村久司氏が陣痛促進剤の使用で悲しい思いをなさったことは理解できても、それによって「多くの患者さんが不利益をこうむりそうな話」をするというのは如何なものなのでしょうか?

 

少なくとも「誹謗中傷の本を書かないか?」ということを相手に言うこと自体がおかしいし、それにのる著者もいかがなものかと思う。

 

本というのは確かに「伝えたいこと」があって、それを多くの人に知ってもらうことが目的でしょうけど・・・「誹謗中傷」が目的で誰にそれが利益が出るのでしょうか?

 

せめて著者が「自分の考え」でいろいろ書かれたのであればまだ救いようがあったのに・・・。「誹謗中傷が目的」で本を書き始めたとなると・・・・もはや理解不能です。

皆様はどうお考えになられますでしょうか?

 

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骨髄採取キットの署名活動

2009-01-18 21:30:17 | 医療

こんばんは

 

気がついたら9時を回っていました。

本を読んだり、掃除をしてみたり、野菜ジュースを飲んでいたり・・・ 気がつくと9時・・・・。

 

こうやってまた休みが終わってしまったw

 

学生時代のように気が向いたらひとり旅に出る・・・なんてことができないかしら。しかも勉強道具を持ってw

 

 

因みに勉強道具で思い出しましたが、一部の温泉街では一人旅お断りの地域があるんですよね。自殺の名所とかの関係で・・。

 

勉強道具持って自殺しに来るバカはいないだろう!

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なかのひと

と思いましたが、断られたため次の温泉街へ旅立っていったのを覚えています。

 

ま、そんなことは置いておいて今日の最後に皆さんにもよろしくお願いしたい記事です。

 

血液内科的には非常に重要なこと。僕も2月に一人同種骨髄移植を行う患者さんがいますが、ほかにも何名か同種骨髄移植を行う予定の方々がいます。そういった患者さんたちのためにもこの記事に関して多くの方々に知ってもらいたいところです。

 CBからです

 

骨髄移植の医療器具不足で署名活動

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/20128.html  

日本での骨髄移植の9割以上で利用されている米国製の医療器具が在庫不足になっている問題で、特定非営利活動法人(NPO法人)「全国骨髄バンク推進連絡協議会」(大谷貴子会長)は、迅速な情報開示や治療費負担の増加阻止を国に求める署名活動を行っている。集まった署名は、2月初旬に舛添要一厚生労働相に提出する。  

 

在庫不足になっているのは、米バクスター社製の「ボーンマロウコレクションキット」。骨髄を移植した患者に血栓が作られるのを防ぐため、ドナーから採取した骨髄液の濾過(ろか)に使用されるが、昨年秋から同社が製造を中断しており、3月中に在庫がなくなる可能性も指摘されている。 

 

昨年末のマスコミ報道を受け、大谷会長の元には患者やその家族からの相談が相次いでいる。特に、行政からの情報不足や代替器具の使用に伴う治療費の負担増が懸念されることから、同協議会は1月8日に署名活動をスタートさせたという。  

日本造血細胞移植学会は1月初旬、米バイオアクセス社製の代替品を確保できる見通しとなったことを明らかにしたが、代替品は薬事法上で未承認のため、同学会は厚労省に要望書を提出。緊急の輸入許可などについて求めた。 厚労省側は、医師の個人輸入のための一時的な薬監証明の発行などの解決策を模索しているが、治療に際しては混合診療を認めるかどうかの問題もあり、「問題が省内のさまざまな部署にまたがるため、もう少し時間が必要だ」としている。  

大谷会長は、「2月に骨髄移植を控えている13歳の男の子の父親からも相談があった。せっかくの移植を目前に控え、こんなことで命を落とすのは残念でならない。ぜひ協力をお願いしたい」と署名を呼び掛けている。  

署名活動の詳細は、全国骨髄バンク推進連絡協議会のホームページ(http://www.marrow.or.jp

更新:2009/01/16 16:21  

キャリアブレイン

-------------------------------

ということで、骨髄移植に関して非常に大きな問題が生じています。

バクスターのばかやろ~

 

と言って見てもはじまらないので、多くの患者さんのためにも何とかしたいところです。

 

さて、いきなり病棟から電話があったのでここらで失礼します

では、また。

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日本の将来のために:育児に関する政策は必要!

2009-01-18 18:40:43 | 複合記事

こんばんは

 

17時ころ帰ってきました。

今日もいろいろありましたが、大きな動きはなかったです。

 

しかし、明日からはイベントが続きます。まずは他病棟に入院している患者さんに「そこ」でベルケイドを使用させてもらえるように師長さんを説得しなくては・・。

患者さんのためだけを考えればやるしかないのですけど・・・。さて、どういう反応があるかな・・・・。

 

 

それでは今日の記事です

看護師さんの復職という面で取り上げられていますが、すべての職業で男女共に働く人が増える中、問題意識はすべての人が持つように取り上げるべきでしょう

 

何よりも・・子供たちは様々な意味で未来なんです。国にとっても「国民」がいなければ国はないのですから・・・。

 

時事通信です

「潜在看護師」7割が復職希望=育児との両立ネックに-日医が15県調査

1月16日14時36分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000108-jij-soci  

資格があるのに仕事に就かない「潜在看護師」の7割が復職を希望していることが、日本医師会の調査で16日、分かった。復職時期については、希望者の6割が「分からない」と回答。職場に育児への配慮を求める声が目立ち、育児との両立に頭を悩ませる人が多い実態が浮かんだ。 

調査は日医が潜在看護師の再就業支援モデル事業の一環として実施。参加した15の県医師会に依頼し、運営する看護師養成所の卒業生らに昨年4月-12月にアンケートを行い、1367人から有効回答を得た。 

看護師を辞めた理由(複数回答)は「妊娠・出産」が44%で最多。「子育て・家事」(24%)、「結婚」(23%)が続いた。 

看護師への復職希望者は、「条件次第で」との回答も含め959人(70%)を占めた。 これら復職希望者のうち、希望時期について「分からない」と回答した人は58%に上る一方、具体的に時期を挙げた人は、既に復職先が決まっている人も含め40%にとどまった。 

復職希望者の求める勤務形態は短時間勤務が66%、日勤のみが86%。待遇(複数回答)は「有給休暇の取りやすさ」が71%で最多。「駐車場の設置」(45%)のほか、「院内保育所の整備」(42%)、「学童保育への配慮」(41%)と、育児絡みの回答が目立った。 

-------------------------------

当然ですがこの問題は「看護師」だけの問題ではありません。女性医師とかそういう問題でもなく、すべての職業・・そして男女関係なくもっと大きく取り上げるべきです。

それは国のためにもなるし、経済発展にもつながるでしょう。

 

この国は「直接的影響(もしくは見返りw)」がある分野にだけしか力(金)を注がないが、本当に国民が必要なところに戦力を集中させてほしいものです。

 

今の日本は見ている限り「共働き」が必要となっているところが多く、それは「日本の将来」に悪い影響を及ぼすと思っています。

 

親は無くとも子は育つ?

 

確かに育ちますが、ある程度「家の中」で学ぶべきものを学ばなくてはならないとも思っています。

 

しかし、この「非効率的」な社会を形成しているために「共働き」でしか「生活」できない人たちもいる

 

そのような状態が「日本」にとって不利益だということになぜわからないのだろうか?

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なかのひと

そんな政治家などが多いから国が悪くなっていくような気がする。

 

脱線しましたが、看護師だけでなくすべての国民、そして日本の将来のために「育児」に関する仕事を大々的な行ってほしいと思います

 

それでは、また。

今日は疲れているようです・・・はぁ orz

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ど~でもいい話:僕と「今日は早く帰る」(笑)

2009-01-18 00:15:37 | ど~でもいい話

こんばんは

今帰ってきました。なんとか、患者さんの状況をコントロールできるような体制になったようです。こちらの計画通りに血液検査の数値が補正されてきております。

まぁ、とりあえずよかった、よかった。

 

しかし・・・・頭の中に白血病細胞が浸潤していないかチェックした方がいいのかな?頭のMRIもとって、いろいろ確認すべきことが増えたようだ・・・。

 

ということで、今帰ってきました。

さて、今日はもう寝るぞ~と思っていますが、その前にひとつ・・ひさびさにど~でもいい話です。

 

先程、血液検査の結果を待っていた時の話です。

 

若い看護師さんが

「先生たちって本当に休みってないですよね。特に○○(僕)先生は」

「休みがあるとは思ってないですけどw」

 

など、いろいろ話をしていました。

 

血液検査の結果がでないと帰るに帰ればいので待っているとようやく数値が出てきました。

 

「よっしゃ。改善した。今日は早く帰れるぞ!」(僕)

先生、もうすでに早くないです」(看護師さん)

明日の朝早くの間違いじゃないのか?」(当直)

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なかのひと

合掌・・・・・

 

ということで、1月18日にすでになっていますが帰ってきたところです。

 

医者ってこんな生活しているのに・・・・・・大学病院の医者の給料って安いんですよwま・・生活できるだけの給料はもらっているから何とも言えないですけど・・。 

というより、家にほとんどいないし・・・食料品などしか金使わないから生活できるだけかもしれないw

 

では、また。

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