▽ 静清(せいしん)信用金庫 安東支店


▽ 駿府薬園跡の碑


▽ くたびれた住居表示の「街区符号板」

駿府城の北、 安東一丁目22番街区の長谷通りに面した側(静清信用金庫安東支店前)に
駿府薬園跡(薬園=薬の原料となる薬草木を栽培)の碑があります。
駿府薬園は、家康公が大御所として駿府城に在城したころ開園し
4000坪の規模であったものの
家康公が没したのち、次第に衰退したと言われています。
その後、三代将軍家光の時代に江戸の麻布・大塚(のち小石川、駒場に統廃合)に
幕府による御薬園が開設され
以後、江戸以外にも京都、長崎などの主要地に御薬園が設けられ
その際、駿府の薬園も復活したもののようです。
江戸中期以後はほぼ各藩に薬園が設けられるようになったということですが
駿府は幕府による薬園のさきがけの地であったと言えるかも知れません。
なかなか興味深い碑だと思われるのですが
残念ながら静岡市は文化財に指定されているもの以外には
説明板などを設けることには非常に消極的で
ここも例外ではなく
碑以外には何もないのはちょいとさびしいです。
この種の碑は必ずしも市で設置したものばかりでないのでしょうが
もう少し積極的に静岡をアピールする姿勢があってもよさそうに思えてなりません。
(静岡市立静岡病院前にある「戸田茂睡生誕之地の碑」など
説明板がないのでほとんどの人が存在さえ気がつかないようです。)
参考:長崎大学薬学部HPほか
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