△呉六にもチョコクロが・・・ △今年の大道芸ワールドカップは10月31日から11月3日まで
△ハンガリー風の外観の旧六丁目
◆「旧 呉服町六丁目」は、呉服町通り沿いのうち、玄南通りとの交差地点から江川町通りとの交差地点までの1丁(約108m)の町(いわゆる両側町)でした。
(呉服町の六丁の中でも一番はずれにある町ということになるが、現代の感覚では最も静岡駅に近い町と言うことになる。)
この旧呉服町六丁目は、旧二丁目から五丁目までの「呉服町名店街」とは別の商店街組織となっていて「呉六名店街」を名乗っています。
町並も呉服町名店街とはちょいと趣が変わっていて、独自の商店街づくりをしています。
なお、この旧呉服町六丁目の一画は、県の地価調査で常に県内一の地価と発表されています。(税務署の路線価では、1ブロック先の紺屋町が基準地に選定されている。)
地価が高いということは、資産価値の面でいえばたしかにメリットがあるのでしょうが、反面、相続税や固定資産税も高くなるので、地道な商売はできにくいということなのでしょう。(昔からの和菓子屋や漆器店がなくなり、宝石店やドラッグストアが増えたりという傾向と無関係ではないような気がします。)
▽駿府浪漫バスが通る。
▽呉六では、いろいろな意味でこの店ははずせないでしょう。
(「ツヒノスミカ」のおばあちゃん、いつまでも元気でいてください。)
◆旧呉服町六丁目を現在の町名で言うと・・・呉服町二丁目6番地、7番地、8番地(町名変更は1945年)
◆アクセント
「呉服町」の伝統的地元アクセントは、「低高高低低」です。(「チョウ」が東京の有楽町と同じシラフ))
呉服町は、静岡市の代表的繁華街ということもあり、放送などで取り上げられることも多いのですが、
最近は地元放送局のアナウンサーも静岡育ちでない人がほとんどのためか、
ゴフクチョウを「低高高高高」と「チョウ」を大福帳のようなアクセントで読むことが多いようです。
そのせいか、最近は若い世代を中心に「低高高高高」というアクセントで話す「大福帳病」が蔓延(?)しており、
伝統的地名アクセントの破壊が進行しているようです。
◆方位の表記について
駿府の町割りは方位に対して傾いているので、
JR線や国道1号を東西に見立てた方位がよく使われているのですが、
ここでは(特に碁盤の目地区)、より実際の方位に近い
「札の辻を起点にして城のある方向を北」とした方位の表現をします。
したがって呉服町通りは東西、七間町通りは南北の通りということになります。
◆その他
記事内容は誠実に書いているつもりですが、内容の正確性を保障するものではありません。