夕方の静岡駅前で偶然見かけたバス停の長い列
こんな時間にどこへ行くバスなのかと思ったら
水見色で行われる「ホタル観賞会」のバスなのでした。
以前からジャストラインで
水見色ホタル観賞会を企画していたのは
知っていましたが
バスを何台も出すほど
人気があるとは思っていませんでしたので
ちょいとびっくりしたのでした。
この間(最近はNHKのアナまで「こないだ」というのは少々耳触り)の
数千人も集まったのを考えると
不思議はないのかも知れません。
それだけ日常、ホタルを
見る機会がないのでしょう。
静岡市長は「静岡市は自然あふれる政令市だ」と自慢していますが
グローバルな目で見ればたしかにそうかもしれませんが
それは、東京都知事が「奥多摩には自然があふれているから東京は自然あふれる都市だ」と
言っているようなものでしょう。
旧静岡市の街中の日常の生活が
自然と共生しているかと言えば、それは全くなく
日常の生活が自然と隔絶している程度は大都市並みでしょう。
暗渠にしてしまった
住宅地に流れていた小川を取り戻して
ホタルの住むような川にしてほしい
なんて思うのは夢物語なのでしょうか。
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でも、掛川城の天守閣から街を一望すると、掛川にも都会化の波が押し寄せてきていることも感じました。
便利さを追求すれば自然はなくなっていく。それが現実ではないかと思いますが、自然の美しさより安易に便利さを求めてしまいがちな私たち自身にもこの現状の責任は重くのしかかっていると思います。エコは小さなことからと言いますが、本当に簡単そうで難しいこと。それを日々実践していくことが自然を少しでも取り戻すきっかけとなっていくのではないでしょうか。(とはいえ、私もついつい安易な方向に身を任せてしまいがちなんですけどね)
駿府公園もナントカ博の前には樹木も多かったように記憶しています。せめて、駿府公園に小川を、と思うのですが。
そういう方向を維持してほしいですね。
これは、旧静岡市の旧市内では、道路を広げる手段としてほとんどの小川に蓋をされてしまったからなのですね。
静岡用水も市役所前でほんの少し顔を出すだけですし・・・
駿府公園は、整備計画との兼ね合いがあるのでしょうが、たしかに今は殺風景な風景が広がっているという感じなのは残念です。
青葉通を完全な緑空間として真中に小川を流せないかといつも思うのですが、まあ無理でしょう。(笑)