現在はどこの家庭にも
ホタルもどきの光(蛍光灯)であふれていますが
本物のホタルの光にはなかなかお目にかかれません。
ということで
駿府城紅葉山庭園(すんぷじょう・もみじやまていえん)で実施される
「ほたるの集い(6月3~5日)」はなかなかの人気で
毎度のことながら数百メートルの列になります。
数十人ごとに区切って入場させるのですが
まず入口のところでオリエンテーション
ホタルの光に対する簡単なクイズが出題されて
高揚感を喚起します。
入ってすぐのところにある
ハナショウブが
ちょうど見頃となっていて
照明のサービスが行われています。
列にしたがって
ホタルが生息している附近へ徐々に向います。
今年は例年になくホタルの数が多いということですが
群れるようにいたかつての川端のように
大量に乱舞しているわけではありません。
それでも
茂みに止まって点滅させているもののほか
適度に飛び交うホタルの光が
市街地の真ん中で見られるのは貴重です。
(ホタルは撮影禁止です。)
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なによりも成虫を連れてきて放したのではなく
庭園内の清流(?)で繁殖したものであることに価値があるでしょう。
会場に来たある男性が
TVのニュースで今年は大量に乱舞していると聞いてせっかく来たのに大したことないと
わざわざ会場の係員に言っていましたが全くのヤボというものでしょう。
ということは10年ほど前と言うことになりますね。当時草津市にいた自分の下宿先の部屋に1匹の「ヘイケボタル」が飛び込んできたのを覚えています。それ以前となると、吉備高原で見た記憶しかありません。児島はその地形から水田が少なく、カワニナの住む小川もさほどないため、近所で見かけた記憶はないのです。
さて、はっきりとした記憶はないので質問なのですが、「静岡は平家と源氏の両方がいるのでしょうか?」やっぱり、片方?よろしければお教え下さい。
静岡にもヘイケボタルがいるのかも知れませんがあまり聞いたことはありません。
これはヘイケボタルが好む水田が静岡市内では非常に少なくなっていて目にする機会が少なく
話題にもならないためかもしれません。
保護活動もほとんどがゲンジボタルが好む清流地域ですし・・・