駿府城外堀 (葵区・追手町)
関東のあちらこちらから桜(ソメイヨシノ)の開花が伝えられていますが
温暖な静岡(静岡市の冬の平均気温は東京より2℃高いとか・・・)では
休眠打破が起きにくく(ソメイヨシノは冬の寒さによって休眠打破される)
まだまだツボミが固いようです.
テングス病に弱いソメイヨシノに代わる後継種として
公益財団法人日本花の会から推奨されている
ジンダイアケボノ(神代曙)というサクラは
ジンダイアケボノ(神代曙)というサクラは
ソメイヨシノとほぼ同時期に咲くと言われていますが
静岡では今年もソメイヨシノよりかなり早く咲き始めました.
なお,現在新しく植樹されるサクラはソメイヨシノは抑制され
このジンダイアケボノが主流となりつつあるということですから
数十年後ぐらいには各地のサクラの開花発表もソメイヨシノに代わり
ジンダイアケボノが基準になるのかもしれません.
もっとも,テングス病よりも深刻な問題は地球温暖化かもしれません。
沖縄ではソメイヨシノは休眠打破されないため咲かないということですが
全国が現在の沖縄並みの気候になったら
ソメイヨシノは国内では咲かなくなってしまうかもしれません.