<吹き抜け部分の屋根:黒金町官有無番地>
<やっと囲いがとれた地下通路部分ーなりわいを終え家路を急ぐ>
<まだ囲いがある地下広場吹き抜け部分>
◇5年の歳月をかけ、JR静岡駅前の広場・公共地下道が整備されている。
(工事の案内看板の「政令市にふさわしい・・・」というのはちと恥ずかしい)
今月中には、ほぼ完成する予定らしく、ようやく全貌が見えてきた。
でも、その長い年月の割にはそれほど代り映えがしないように思うのは、見方が偏屈すぎるだろうか?
条件が違うので単純な比較はできないが、金沢駅は、公共交通の乗客を増やすため、バスやタクシーは広場隣接地に通路を確保し東西自由に(静岡駅で言えば南北自由に)往来できるようにするそうだ。
そんな大胆な発想が静岡には不足しているように思う。
<やっと囲いがとれた地下通路部分ーなりわいを終え家路を急ぐ>
<まだ囲いがある地下広場吹き抜け部分>
◇5年の歳月をかけ、JR静岡駅前の広場・公共地下道が整備されている。
(工事の案内看板の「政令市にふさわしい・・・」というのはちと恥ずかしい)
今月中には、ほぼ完成する予定らしく、ようやく全貌が見えてきた。
でも、その長い年月の割にはそれほど代り映えがしないように思うのは、見方が偏屈すぎるだろうか?
条件が違うので単純な比較はできないが、金沢駅は、公共交通の乗客を増やすため、バスやタクシーは広場隣接地に通路を確保し東西自由に(静岡駅で言えば南北自由に)往来できるようにするそうだ。
そんな大胆な発想が静岡には不足しているように思う。
確かに静岡駅と金沢駅は、単純な比較は出来ないかもしれません。(静岡駅前の開発は現在の区画のままで行うという発想、金沢駅前は土地の利用が比較的フリーハンドで行えたのでは、と思われます。)
然しながら、比較的自由に出来るはずの東静岡周辺にビジョンがないのを見ると、個人的には二つの街の文化的な面での集積に大きな差があるのでは、と考えます。(加賀前田家の文化政策は、現在に至るまで金沢の大きな財産となっているようです。)
どの様なプランでも良いプランなら受け入れるという度量と実行力がほしいと思います。(例えば一人の建築家に交通体系まで含めた都市計画を委託してみるとか。詳しくは知らないのですが、かつて静岡・清水に「丹下プラン」なるものが有ったそうです。)
政令市であるかどうかと、その町の文化や芸術などの集積とは全く関係ないですね。(地方自治法の規定がそうなのですから、当然ですが)
ボクは、事あるごとに「政令市、政令市・・・」と叫ぶのは、弱い犬ほどよく吠えるような感じで好きではないのです。(笑)
城主がいなかったためか独自の文化が育ちにくかった静岡は、人口では劣っている金沢や長崎のような町にとうてい太刀打出来ないのではといつも思っています。(たとえば、茶の産地でありながら、お茶の文化は貧弱)
それでも、静岡が好きですから、なんとかならないかといつも思うのですが・・・
丹下プランというのは、多分、60年代につくられたモノレール構想ですね。
(あのころは、20年後の静岡市の人口は100万人なんて市当局は言っていたような気がします。)
具体的な検討もされず、お蔵入りされたようです。