玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

カルチャー事始め

2005年05月13日 | ねったぼのつぶやき
 過日、上原まりさんの琵琶の弾きがたりで平家物語を聞きに行き、一昨日は白石和子さんの源氏物語の朗読を聞きに行きました。節々に学生の頃聞き覚えた音節が流れ、音曲や振りも加わって、静かで雅な時間をもつことができました。

 いずれの物語も、かっては義務的にしかも沢山の学科のなかで、忙しく学ばなければならなかったもの。人生の後半にさしかかかった今、自分の興味に沿ってユックリ学びなおすのもイイカナと思い、その手の講座を探していたら、やっと手頃な講座の募集が始まり、1ヶ月も前に申し込んでいた返信が来たのでした。「雑学と日本文学で女を美がく」 お役所もキャッチコピーに頭をひねるんですね。今の時代。

 さて、その第1日目が昨日。参加者約70名。保育付きなので若いママさんも10人前後。比較的若いママさんから多くは中,高年がズラ~~リ。毎木。2時間。計11講座。講座内容は源氏物語に見る愛、結婚、家族、出産、女の経済生活、文化、老後。その他鎌倉、江戸、近代文学の中にみる男と女といった類など。

 講師もほぼ同年代。地道にこういった23区以外の公民館に出かけてくれる教授は,女性学もやっていて面白い。キャッチコピーを見て「女を美がく」女ネー、と形ばかり口を塞ぎながら言ったり、男性は参加させないのですかネー聞いたりして、定年上がりの職員と思わせるような係員に汗をかかせていました。彼女もまた私たちと同じような時代状況を生きてきており、パワフルで自著のコマーシャルも欠かさないところなどは逞しさを感じさせました。

 退職して早6ヶ月になろうとしています。急にヒマになって、時間をもてあますだろう、いつまで耐えられるかナと、懸念していたのですが、今のところそんな心配はまるでナシといったところです。世をあげて健康志向、生涯学習花盛り。私も味をしめてしばし、あるいはズッート身を浸すことになるのかナーと恐れたりしています。
 

コメント
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