玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*2つの娯楽

2008年07月15日 | 捨て猫の独り言

 時間が出来て衛星放送のテレビを見る機会がこれまでよりも増えた。私は囲碁と大リーグの放送を好む。先日北京で行われた第20回テレビ囲碁アジア選手権を夕方2時間ずつ3日連続で見た。日本と中国と韓国から二人ずつとさらに前年度の優勝者が参加して7人の勝ち抜き戦が行われる。韓国同士の決勝となり前年度の優勝者が2連覇した。これで優勝回数は日中韓がそれぞれ9と4と7になった。

 3日とも解説は結城聡九段だった。懇切丁寧な解説でとても気に入っている。私などにもよく解るように手間を省かず大盤に実際に石を並べて見せてくれる。アマの弱点なども適切に指摘する。今回の決勝戦の対局は見ていて感じるものがあった。半目差のきわどい決着で名局といえた。対局者の思慮の深さを解説者は見事に我々伝えてくれた。

 午前中は連日のように大リーグのゲームをテレビ観戦できる。私の関心はアメリカンリーグの東部地区(5チーム)から始まった。ボストンレッドソックスに松坂、岡島、タンパベイレイズに岩村、ニューヨークヤンキースに松井秀がいるからだ。そして気付いたことがある。30球団で唯一米国以外に本拠地を置く球団があった。それはトロントブルージェイズである。そのロジャーセンターは開閉式のドーム球場だ。ホテルも備わっているそうだが宿泊客が野球観戦もできるのだろうか。ついでにあと一つのチームがボルチモアオリオールズである。

 つい先日そのブルージェイズのハラデー投手がヤンキースに完投完封勝ちをした2時間21分のロジャーセンターでのゲームを見た。彼のピッチングスタイルは伏線としてのボール球がなく基本はシンカーやツーシームで芯をはずして打ち取る配球でボールを振らせるのではなくあくまでもストライクで勝負している。それにくらべて四球の多い松坂は 「リリーフ陣を酷使する5回100球男、来期ローテに入っていること祈るよ」 などと掲示板に書かれていた。

コメント (2)
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