玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

即決を躊躇わせるもの

2010年02月11日 | ねったぼのつぶやき

 「合格おめでとう」と書かれたチラシ数枚が毎朝決まって入ってくる。そうだ。2月1日は私立中学入学試験が終わったばかりだ。午後から受験出来る学校もあるようで同日にダブル受験も出来得たらしい。かって自分達もその渦中にいた。そしていつの間にか当時の子供達がその頃の私達とすり替わっている。

005_4

 「授業料を払っている頃が一番よ」と良く言われた。今私達はそのセリフを職場の後輩にソックリ返す。大学受験では親に出来るのは金の用意だけだが、中学受験は良くも悪くも親子一体だった。アレから四半世紀。マダマダ現役気分でいるけれど時は流れ私達は「確実な老い」に向かっている。

 外壁の吹替えの時期が来ている。折角だから一部改修もと考えるが「果して今後何年住まう事に」と?が付き思考が一瞬止まる。吹き付けや塗り替えの為足場を組む。この設置・撤収の費用だけでも全費用分の20%相当かかる。20%もかけるならと太陽エネルギーの活用を考えてみた。対価の回収には10~15年要すると知り即刻却下する。その内身体に不自由を来す事態が発生するかも知れず、再度改修が必要になるかもしれない。今まで即決していた事に時間を要するようになった。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする