玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*気になる、あれこれ

2016年07月25日 | 捨て猫の独り言

 街中で見かけるあれは何と呼ぶモノなのだろうか。とくに子育て世代のご婦人が着用していることが多い。近くにそれを愛用している方がいないのでパソコンでいろいろ調べた。その名は「顔面サンバイザー」だった。日本のどの地域で、あるいは国外においても普及しているのかどうか知りたくもある。ご尊顔を拝したくても見えず、溶接工のマスクを連想させる。愛好者が若い方でないのがせめてもの救いだ。

 美大生が思わず写生していた玉川上水の土手のヤマユリはすでに姿を消した。それを引き継いでいるのはオニユリだ。 庭では柿の木の枝の高さまで伸びて白いユリが咲いている。今年も2m前後のものから1.5mほどのものが3本、いつもの場所に姿を見せた。鉄砲ユリと思い込んでいたのだが気になって調べてみた。鉄砲ユリについては日本の南西諸島が原産で、花期は4月~6月、丈が0.5~1mとある。

  

 空港の愛称も「えらぶゆりの島空港」である沖永良部島はゴールデンウィークは鉄砲ユリが満開だという。鉄砲ユリとの交配種が多い台湾固有種のタカサゴユリについては花期が7月~9月で丈が1.5mほどに成長するものもあるという。庭のユリはタカサゴユリと呼ぶべきだろうか。ユリは白がいちばんだが、那須高原ではスキー場のリフトから色とりどりに咲き誇る園芸種のユリを見学できるユリ園があるという。

 オープンギャラリーの鈴木さんから二年前に届いたつる性の「ウマノスズクサ」がある。ジャコウアゲハの幼虫の食草である。鈴木さんはスズクサに限らず蝶の食草を増やして地域で多くの蝶を見られるようにしたいという野望がある。そのスズクサが成長して傍にあるハナミズキの木に巻きついて空に向って伸びている。今年は鈴木さんから幼虫を3匹もらってスズクサに乗せたが翌日に見失った。その後成虫が飛来するのを見かけるが庭で育ったものかどうかわからない。

コメント
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