それは「履き慣れておいて下さい」と、おはら祭りの一週間前に揃いの浴衣と共に宅急便で届けられた。ソウダ!スッカリ忘れていた”履初めの鼻緒のきつさ”。イヤハヤ何ともきつい。ウンウン目一杯引っ張ってもビクともせず履くと痛い。”コリャやるっきゃない”と仕事場と自宅で履くことにした。
赤い鼻緒のジョジョは”なぜ?”と職場で聞かれ、おはら祭り参加の経緯と、誰にも覚えのある”鼻緒のきつさ談義”となった。自宅では”スリッパ履かせ(博士)の好奇の対象”に。自分の靴を逆履きしても気にならない幼子に、手でとんがり帽子を作り教えているところだが、ジョジョではとんがりは作れない。鼻緒が通らないと靴下を脱がせにかかり彼女も奮闘している。
4日目少しマシ?デモ未だかなり不安。無理して傷を作ったらヤッカイな事だし、無理しないと緩まないし。ところでこの”ジョジョ”とは幼児語?手近の電子辞書の広辞苑、百科事典にはない。”歩き始めたみーちゃんが~”だからキットそう。後は予想通りの晴れを祈るのみ。
(草履)ゾウリ→ジョウリ→ジョジョ
(かごしま弁用例)
お祖母さん→オバッサン→バッバン
仏様→南無南無様→ナンナンサァー
にぎり飯→にぎりまま→ニンギマンマ