まえに「ツンデレ」という言葉を覚えた。これはツンツンとデレデレの合成語だ。類似の言葉に「ヤンデレ」があるという。これは「病む」と「デレ」の合成語だ。インターネットゲームに登場するらしい。私にとって縁のない言葉のようだ。
新聞のある日の「折々のことば」に、めずらしくこの種の合成語が登場した。それは「ギャップ萌え」で漢字が混じる。ギャップは隔たりとか食い違いだ。萌えは草木の芽が真っ直ぐ出ることで、最初はその意味をはかりかねた。(ウツギの花)
ギャップは「大きなズレ」で「萌え」はある人物に対して抱く強い愛着心、この二つが組み合わることによって生まれた。相手が思っていたタイプと違っていた時などに感じる心のときめきのことだそうだ。たとえばいつもは陽気なキャラだけど仕事では真面目などの場面にギャプ萌えが生まれる。
言葉といえば「やばい」は軽い抵抗を感じながらもいつのまにか私も使っている。これは江戸時代の「やば」という語まで遡るという。「やばい」を「あやしい」「びっくりした」「おもしろい」「たのしい」「おいしい」「感動した」これらすべての意味で使うならば語彙力不足と言われても仕方がない。
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