囲碁名人戦七番勝負の第6局で、挑戦者の一力遼棋聖(27)が芝野虎丸名人(24)に勝ち新名人となった。これで棋聖、名人、本因坊、天元の四冠である。一力は9月に世界メジャー棋戦で優勝したこともあって、名人戦を主催する朝日新聞も今回は報道に熱がこもった。
また「異次元の数字愛」と題して、一力をつぎのように紹介している。4歳の時にはカレンダーを書き、幼稚園のお絵描きの時間には画用紙いっぱいに数字を書いた。現在でもたとえば「こだま731号」の表示を見ると、瞬時に17×43と素因数分解したりする癖がある。記者が生年月日を告げると数秒後に当日が何曜日かを即座に言い当てた、ということなど。
そして張栩九段が印象的な談話を寄せている。「七冠や他の国際棋戦の優勝を期待する声もありますがこれ以上のことを求めるべきものかなという思いもあります。彼の言うメンタリティとは、とても広い範囲のものだと思います。美しく崇高な世界で尊いもののために戦っているんだという、人生観も含むような何か。今は自分は勝者にふさわしいんだと思えているように映ります。日本社会は彼をもっと誇りにし、彼にもっと憧れて欲しいと思います」
枝のない渋柿をどうして吊すか。私が思いついた方法は、かろうじて残る「なり軸」の細い中心部に安全ピンを差し込むということだった。安全ピンもこんな使われ方をされるとは思ってもみなかっただろう。遠目にはいつもの吊るし柿だ。その後、近くに住む若き友人がこんな便利なものがあると持参してくれた。ステンレススチール製の「柿クリップ」という商品だ。交差した爪を押し開き、果肉に食いこませて爪の復元力でしっかり支えることができる。これだと、なり軸のないのっぺらぼうでも大丈夫だ。
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