安倍・菅政権が退場してテレビのニュース番組を見るのがいくらか苦痛ではなくなった。岸田首相は政治の何たるかを分かってくれる政治家と信じたい。それにしても本来なら塀の中にいるべき人物がいまだに自民党内で淫靡な権力を振るっている様子を見るにつけ気分は完全には晴れることはない。
これまで私は「政治は自民党これ日本の常識!」と茶々を入れることがあったが、安倍・菅政権以降は口にできなくなった。自民党の政治の劣化が目に余るからだ。森友・加計学園問題とか桜を見る会とか日本学術会議の任命拒否など放置されたままだ。自民党のためにも、私たちは批判を控えるべきではない。(写真は八丈島にて)
それにくらべて、近ごろのOlympicを除けばスポーツの世界は親しみやすい世界だ。今年は大谷翔平の活躍がスポーツ界の大事件だった。これほどの活躍を予想した人は多くはなかった。大谷は野球を通して多くの人々の心をつかんだ。野球といえば離島の大島高校が出場する来春の選抜高校野球が今から待ち遠しい。
大相撲の照ノ富士の活躍もあった。照ノ富士は「張り手」や「かちあげ」などは使わない。本人は「自分には横綱相撲というのは分からない」と謙虚だが、「まず受けようと思った」とも発言していた。これこそ横綱相撲というものだ。攻めさせて受け止める勝ち方をこれからも続けて欲しい。
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