忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

運動会の思い出

2011-10-02 | 日々の業

運動会も昔と随分変わってびっくりするくらい。私の小学校の頃の運動会は校舎の上から運動場に万国旗が掲げられてその旗の下に競技が繰り広げられた。

親たちは早くからゴザをもって場所をとり所狭しと座って応援していた。(今はカラフルなシートで広く場所をとっているのに、座っている人が少なく空いている所もある)

大玉ころがしや障害物競争、平均台や網くぐりそしてリレーと、親の声援も随分熱がこもっていた。それに先生方の競技もあって子供も大人も必死で応援したものだ。

徒歩競争で、一着から三着に入ると目印の紐を肩から掛けてもらいその数が多いほど子供たちは鼻高々のようすだった。反面、私は走りは一番苦手で紐をもらえたことがなく、運動会の日は何となく憂鬱だった。

今のようにこんな楽しいリズムにのってのダンスが披露出来るのなら、きっと嫌な運動会も少しは嬉しく思っていたかもしれないなあ・・・と思ったりした。

 

爽やかな秋空の下、新ソーラン節を踊る児童たち

6年生の組体操

毎年練習中に怪我をする児童が出て先生方も随分気を使っておられる様子で、年々組み方がやさしくなっていると聞いた。児童数が減ってきていることもあるかもしれないが6、7年前はもっと大胆な組体操が見られたらしい。

音楽も今風の曲が流され雰囲気も違っている。

大人たちはビデオやカメラで子供を撮るのに忙しく声援の拍手も今少し弱い感じがした。