忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

千葉の友人から

2011-10-06 | 世の中のこと

 毎年この季節になると千葉の松戸市に住む友人から大きくて甘い梨が送られてきていた。が、今日その友人からはがきが届いた。「福島の放射能の汚染が松戸まで広がっています。今年は梨を送れませんでした。本当に残念です。」

すぐに電話で連絡を取った。今までのお礼と原発の話になった。

これから日本はどうなるんだろうね。

福島の人達の悔しさ、苦しさを私たちはどう受け止めていけばいいのだろう。そして東日本全体のこと等など。

日本全土でもっともっと声をあげていかねばならないのだろうと思う。そうしないと原発推進の方に流されてしまうのではないだろうか?

 井上ひさしさんが【あてになる国のつくり方】の本の中で

「自分たちの意見をはっきり表していくことです。そうしないと結局はわれわれはその無関心、無責任によって滅んでいく。それは過去の歴史にたくさんあります。そういう恐ろしい状態がさしせまってくることは明らかです。」と述べておられる。

井上ひさしさんは勿論 今度の震災や原発のことを知らずに亡くなってしまわれたが、この言葉は憲法九条を守ることの大切さを言われたのでしょうが、同時に 今、ずんと胸に響き励ましの呼びかけ声のように聞こえます。