忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

老いの希望と奇跡

2012-03-27 | 生き方を学ぶ

テレビドラマ「カーネーション」もいよいよ最終に近づいてきた。88歳になった糸子さん身体のあちこちの衰えを見せながらも気丈に動いている。病院でのファッションショーの時も感動して泣かされた。

ショウーでモデルで出ることになった末期癌患者に話しかける言葉「あんたは見ている人に喜びや希望だけでなく、もうひとつ役目があるやろ」「そうや奇跡や」     

見ている人達に末期がんの患者でもこんなに美しく明るくなれるんや 希望と奇跡を見せて勇気をあたえるんや! 

「私も85歳過ぎてからなあ みんなに奇跡を見せて喜んでもらってるということがわかったんや」 と言う。

この言葉を聞いて親しくしている88歳のご婦人に伝えたらそういう役目があったんやなあ・・と喜んでおられた。

知人のブログにも書かれていたが歳をとるということは身体と心の衰えとともに孤独にも耐えんならん。耐えていくということなんやと主人公がつぶやく言葉にも ジーンときた。