忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

太陽光発電とムハマド・ユヌス氏

2012-05-20 | 生き方を学ぶ

宮城県石巻市の尾崎とその周辺地域にはまだ電気も水道も復旧していないという。1年2ケ月もたつというのにまだこんな所があったのかと今更ながらの驚きと共に自分が恥ずかしくなった。

ここの地域の造船所に太陽光発電を設置しこの発電機で船をつり上げるクレーンが2台動かせるそうだ。設置に取り組んだ自然エネルギーの普及をすすめる26の団体や中小企業が協力されたという。

又、昨日のテレビではパングラデシュで京セラの太陽光発電が次々取り付けられている様子が写っていた。

この国の年収5万円に匹敵するこの太陽光発電がどうして設置されていくのだろうか?。

子供たちに明るい光の下で勉強させたいという母親の願いとそれに応えようとするムハマド・ユヌス氏が立ち上げたグラミン銀行の存在があったと伝えていた。

以前 ムハマド・ユヌス氏の本を読んだが貧しい人達に(主に女性を対象)無担保で少額の資金を貸し出すマイクロ・クレジットの創始者で、唯 お金を寄付すると言うだけではその人たちを芯から援助することにつながらないと考え、生活の基盤を作っていくことを応援する意味で小口融資の貸出をされるようになったとある。

多くの人たちがこれによって生き生きと生活できるようになったという。

ユヌス氏は2006年ノーベル平和賞も受賞された。世の中素晴らしい人も沢山おられるのですね。

同時に個人だけではなく多くの人たちの善意もやっぱり大きな力になるのですね。

「エコチャンブログ」という所にユヌス氏のことが載っていました。以下 ↓

      http://www.nhk.or.jp/ecochan-blog/400/90142.html

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