忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「三方よし」の近江商人のふる里を訪ねて

2012-10-31 | 生き方を学ぶ

同窓会で能登川の(東近江市)五個荘へ行ってきた。

江戸時代から明治にかけて五個荘の地から革新的な商法と不屈の精神で天秤棒の重さに耐えつつ全国に行商しやがて豪商へと出世していった近江商人たちの屋敷が沢山保存されていた。

「三方よし」 の理念は五個荘石馬村の麻布商中村治兵衛の二代目宋岸だと言われている。

商いは売り手が利益を得て、買い手が欲しい商品を手に入れ、売り手も買い手も満足する取引でなければならない。

そしてその取引で得られた利益は世間の為、広く公共の為に活用されなければならない。

「売り手よし・買い手よし・世間によし」という近江商人の格言として有名な「三方よし」

五個荘小学校の門 

 

門を入ってすぐに藤井家 代々の胸像

近江商人の象徴 てんびん棒をかついでの像

スキー毛糸はここから全国へと

衝立に描かれた絵 円山 応挙の絵

英国製 オルゴール 他にもピアノやオルガンその他 当時としては珍しい物が沢山展示してあった。

紫檀の様式トイレ