忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「執着の捨て方」の本

2015-02-23 | 生き方を学ぶ

「世の中にある種々さまざまな苦しみは、執着(生存の素因)を縁として生起する。~」と釈尊は答えられた。

執着 、執着  何かのものを収集し執着もしたことがないし・・・他人に対してもあっさりしすぎるくらいだと思っていた自分が最近えらく孫に執着しているのかなぁと感じるようになった。

義姉は若い頃 旦那が昔付きあっていた彼女からの手紙をみてダンボールにその手紙をいれて表に大きく「未練」て書いて渡したんえと笑って話していたがこれも執着か。

又、話の中で浮気をしたご主人とは意地でも絶対別れないといった彼女がいたが、その当時は旦那のことをすごく愛しているかもということも考えず唯 わーすごい執着!と思ったものだ。

よくよく考えてみると本当に苦しみの元は執着だと思うが、これが捨てられないのも生きている人間の業というべきか。

「執着の捨て方」という本をアマゾンで購入した。 

「執着は生まれたときに人間にプリインストールされているプログラムですから、要は本能です。欲です。欲は野放しにしていたら、どんどん大きくなってしまうので、理性を使って制御するしかありません」と書かれていた。

執着には4つあり

① 欲(五欲)への執着

② 見解への執着

③ 儀式、儀礼への執着

④ 我論への執着

執着の深さは①から④にいくほど深くなっていると書かれ、その執着の心のあり方からどう捨てるかが解説してある。

何のために捨てるの?「執着は心を束縛するからです」と書かれている。

 そうや!このブログにもあまり執着しないようにしましょっ!