忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

B・Bってブリジット・バルドー?いいえ貧乏ばあさんのことでした!

2015-09-14 | 世の中のこと

親しくしている92歳の知人は積極的に何事も好奇心を持って生きておられる。昨年頃までは新聞の広告を見て切り抜き推理小説なども本屋で買っておられたが、最近になり「長い文章を読む根気がなくなってきたわ」と言って一緒に出かけると何冊かの雑誌を買い求められる。

買った数冊の雑誌の半分を私に渡し後で交換することになっている。

渡された雑誌に「老後(おひとりさま)のまさかの転落」という記事が載っていた。

豊かな老後はどこへーー65歳以上の生活保護受給が過去最高の79万6455世帯

高齢者の6割が年金を主とする収入で生活しその年金を貰っている人の半分が月額10万円未満。

基礎年金だけの人で6万円台が4割程度 3万円以下が約2割だという。

年122万円に満たない世帯の割合を「相対的貧困率」と呼び65歳以上の相対的貧困率は男性で3人に1人、女性は2人に1人が貧困。

とりわけ「おひとりさま高齢女性」の困窮が際立ち高齢でも働かざるを得なかったり生活保護を受けたり。そうした女性たちを「貧乏ばあさん(B、B)」と名づけ、10年ほど前から警告されてきたのが樋口恵子さんだという。(私もB,Bやなぁ・・・)

「年金減らすな」と制度改善を全年金者組合が33都道府県で3350人の集団訴訟したことも書かれていた。

 

 

この間もテレビで「老後、親子共倒れ」を見た。中年の子どもがリストラにあい少ない年金で暮らす高齢の親の所に戻ってくる。親は受けていた生活保護が子供と一緒にいるというだけで打ち切られ困窮しているという実態が映しだされていた。

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2015-09-14 | 写真

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