アメリカのNAS(米国家安全保障局)の元契約職員エドワード・スノーデンという人が命をかけて暴いたという電子監視網。
今国会で成立させようとしている「共謀罪」とおおいに関係があるという記事を新婦人しんぶんで読み、これは怖いことになる、絶対成立させてはならないと思った。
(以下記事内容の概略)
「対テロ戦争」の下、通信会社の協力を得て、世界各地の海底通信ケーブルの上陸地点に監視装置を設け、通過する全情報を自動的にコピーしたり、グーグルやマイクロソフトなどの大手IT企業から顧客情報を大量に提供させていた。
すべての人々の通信を保存し、検索できるシステムを構築する新戦略で「コレクト・イット・オール」(すべてを収集する)と呼ばれている。
「日本の市民ももちろん誰一人例外なく傍受され、同じバケツに入れられている無差別監視だ」とスノーデン氏は語っている。
共謀罪が成立すれば日常のすべてのコミュニケーションが共謀罪捜査の対象になるということで、
今まで犯罪捜査の対象とならなかった犯罪と無関係の会話が警察によって監視されるようになるという意味であり、
これまでの刑法の「犯罪は実行行為があって初めて成立する」という原則が覆されることになる。
このことで共謀罪にいたるかどうかもわからない会話や書き込みが犯罪化され警察は罪と考える性質のものを洗い出すようになる。
「自分は犯罪と関係ない」と思っている人たち、国家は実際、犯罪とは何の関係もない人々のコミュニケーションを盗み見る手段を手にしている。
もう電話もパソコンも み~んな見られて知られてしまっているのか! 丸裸の状態でもう怖いものなし!と言いたいけれど
やっぱり怖いよね~ みんなで何とか成立を阻止しなければ