忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「認知症の支えは」の記事から

2017-04-23 | 世の中のこと

1万2208人。 認知症やその疑いで行方不明になったとして届けられた数。

認知症高齢者は全国で462万人(12年)になり、団塊世代が75歳以上になる2025年には700万人になるという記事を目にした。

又、老老介護の割合も半数を超え、育児とともに親の介護をするダブルケアをする人も増え、介護負担を理由に仕事を辞める人も年間10万人に達しているとも書かれていた。

家の近くでも、もう2年近く前に行方不明になられた方の情報提供がいまだに回覧で回ってくる。多分私と同年輩くらいの女性の写真を見ると心が痛むとともに不安がよぎる。

会話も通じず、お風呂をトイレと間違えたり、薬も飲み間違えたりといろいろな面でのストレスは介護する人に大きくその介護者も高齢となれば一体どうすればいいのだろう。

施設に入所ということもあるが、施設が不足で常に待機者がいる状態、その上介護認定が厳しくなりなかなか簡単には入れず、入れたとしても費用負担が大きく悩んでいるケースが多いとか。

新聞でも最近老老介護の疲れから心中をはかる記事をよく目にするようになった。

記事の見出しには「軽度者切り捨て、施設充実を」

そして「要介護度の低い軽度者を中心に在宅給付を抑制する改正が繰り返され、利用料や保険料などの負担も増え続けている。限界を迎える家族の手への支援策をどうするのか。国内外が注視する課題だ」と結ばれていた。

 

 

 

 

 

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