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会食のほとんどは都内の高級料理店だそうだ。鈴木秀美・慶応大学メディア・コミュニケーション研究所教授が語る。
「メディアの幹部たちが時の権力者とこぞって会食している事態は欧米では考えられません。
「メディアの幹部たちが時の権力者とこぞって会食している事態は欧米では考えられません。
メディアは本来、市民のために権力を監視するのが使命で、権力と一定の距離を置くべきというのは、先進国では常識です。
メディア幹部らが首相と頻繁に会食することは、国民に癒着や裏取引を想像させるし、実際にそういうことが行なわれている可能性もあります」
例えばアメリカなら、メディアの人間が政治家と会う時は、たとえ社長でも、あるいは相手が地方議員であっても「コーヒー1杯」が上限で、それ以上の飲食は「癒着」「ジャーナリズムの腐敗」と見なされる。