忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

グループホーム樹の実(地域密着型認知症対応型共同生活介護事業所)の見学

2017-07-28 | 日々の業

7月初め 友人が運営する高齢者のグループホームの見学に行った。94歳になる知人の希望もあり付き添いも兼ねてだった。

昔 保育園を建設され開園当初に行ったことがあったが、もう40年近くなるというから驚きだ。

各部屋や設備を見せてもらった。一緒に行ったNさんは今まで見学したどの施設よりも個人部屋が広く外の眺めも広々して気にいったと話されていた。

いろいろ説明を聞いたあと、友人は一緒に行った94歳のNさんに「こんなにしっかりされている方はなかなかここへの入所は無理ですよ」と言われた。

「それでもやはり一人でどこかへ出かけるということは出来なくて、足も不安だし・・・」とNさん。

「わかりました。どうしても一人では無理となったらいつでも相談してくださいね。何とかしますから、安心して!」と友人が話す。

なによりも私が気に入ったのは併設している保育園だ。窓から保育園の園庭が見え、いつでも子どもの姿や声が耳に入るということは、年寄りにとってはなんと素晴らしい!と思ってしまった。

子どものエネルギーが間近く感じられそのエネルギーは年寄りの身体も心も癒し、元気にしてくれるだろう。

最後に費用のことを聞いた。要介護1でも家賃、食費その他の費用を合わせると16万円になるそうだ。

これでも随分安いほうと友人は言っていたが、一緒に行ったNさんは大丈夫だろうけれど、さて私はというと、もらっている年金だけではとても無理だということが判った。いざとなったら 何とかなるさ~と思うしかな・・・・・い。

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