本箱の本の数も随分少なくなってきた。ここ数年かかってもう読まないだろうと思われる本を処分してきた。
残っているのはどうしても残しておきたい本だが、自分がいなくなったら果たして子供たちはこの本をどうするだろうか?もしかして読んでくれるかも・・という気持ちから残している本もまだ少なからずある。
絵本はひょっとして間にあうかもしれないなぁ などと思ったりしている。
残った本の中に数冊の雑誌があった。みると20数年前 娘が雑誌に投稿したのが載っているものだった。
雑誌の端が茶色に変色している。
読み直すと遠い昔が思い出される。その当時は特に何度となく夫が生きていてくれたらと思ったものだ。
この文を書いた娘ももう50歳手前になった。
年輪を重ねてきた顔をみると、何故か いとおしさが込み上げてくる。(あーあー私も随分生きてきたものだーーーー)