昨日、NHKで「メディア地殻変動 米国最前線ルポ」というのをやっていた。ネットの影響でテレビや新聞が危機に陥っているというニュースだった。
アメリカでローカルのテレビ局や新聞は視聴率が低かったり、スポンサーが以前ほど広告費を出さなかったりで、数局のテレビ局が一緒になって、一つのニュースをキャスターが一人で取材して分けていると言う場面が写っていた。又、地方紙の新聞記者が取り上げようとした記事がその新聞の広告主だった為、不利になるような記事はボツにされたと言う話。真実を読者に伝えたくてもこういう形で抑えられるのだということが伝えられていた。
そういえば私が以前パートで勤めていた頃、丁度、消費税がはじめて導入されようとした時だった。勤め先の会員さんや、その組織全体で全国から10万人?位・・・数は正確でないかもしれないが、ものすごい人数の人達が「この消費税導入を許したら必ず3%が5%へそして10%へと上がっていく。これを許してはいけない」と北からも南からバスを、し立てて、東京で消費税導入反対集会をもたれたのだが、なんと各新聞が殆どこの集会のことをとりあげていなかったのには本当に驚いた。テレビもこの時なにも伝えなかった。(たいしたニュースも他になかったのに)
一体これはどうしたことなのだろうか?と不思議でならなかった。やはりこの時、消費税は絶対必要で此れを国会でどうしても通さなくてはと考えていた人達がメディアを抑えたのかと思われてならない。唯一 このことを取り上げたのは「赤旗新聞」だけだったのを覚えている。この時からメディアを信用できないなあと思った。
そういえば、先の戦争の時だって、外地で兵隊さんが飢え死にして負けているのに勝った勝ったと宣伝して、国民を騙していたんでしたっけ ね。なんか 本筋からそれてしまったみたい。
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