半年ほど前のことだが 孫が借りてきたDVDを観た。スピルバーク監督の「A.I 」というものだった。
『愛』をインプットされて生まれてきた、A.I.[人工知能]ロボットの少年の旅を描いた作品だったが、なかなか考えさせられる物語だった。
世の中 コンピューターの時代になって、あちこちで見られる機器の数々は目をみはるものばかり。
お掃除ロボットや介護ロボット。そして以前聞いた話では飛行機を操縦して敵を攻めるロボットまであるとか。戦争もロボット同士の戦争になりそうだ。
ところで「人工知能」とはというのを調べてみると
「まるで人間のようにふるまう機械を想像するのではないでしょうか?これは正しいとも,間違っているともいえます.なぜなら,人工知能の研究には二つの立場があるからです.一つは,人間の知能そのものをもつ機械を作ろうとする立場,もう一つは,人間が知能を使ってすることを機械にさせようとする立場ですそして,実際の研究のほとんどは後者の立場にたっています.ですので,人工知能の研究といっても,人間のような機械を作っているわけではありません.」と書かれていた。
この映画は「鉄腕アトム」 もっとさかのぼれば機械ではないが「ピノキオ」のようでもある。
もう遠くない先には心までインプットされたロボットが地球、いや宇宙を席巻しているのではないかなどとふと思わせる作品だった。
[人工知能は人間を超えるか」という本の解説には宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士や、実業家のイーロン・マスク、ビル・ゲイツなどが、「人工知能は人類を滅ぼすのではないか」との懸念を相次いで表明したと書かれている。この本も読んでみようかと思った
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