jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

純米吟醸 喜楽長

2010-03-13 | 日本酒・洋酒

00000001

 

 

ホワイト・デーって、それなりに気を使いますよね。ここ数年、成城石井でチョイスしている。昨日、会社帰りに立ち寄ったところ、普段、あまり見掛けない日本酒がありました。モチ、初めてです。

滋賀県東近江市の蔵元、喜多酒造の「純米吟醸 喜楽長」。

サックス色のボトルが目を惹きますよね。しかも、珍しく日本酒度14.0というラベルがでーんと貼ってある。つまり、超辛口の証しです。

 

「日本酒度」とは、酒の甘辛の目安となる数値のことで、日本酒度は、水(±0)に対する酒の比重を「日本酒度計」で測定したもので、清酒の比重を表し、糖分が高い甘口の酒は比重が重くなり日本酒度は「-」に、糖分が少ない辛口は比重も軽くなり、日本酒度は「+」の傾向になります。但し、飲んで感じる甘辛には酸度や仕上げの手法も関係してきますので、日本酒度が「-」だから甘ったるいということはなく、あくまでも目安程度と思った方が現実的ですね。

一般的には6度になると大辛口と言われています。

 

で、もう一つ、日本酒の味わいを示す数値として「酸度」があります。 

「酸度」とは、日本酒に含まれるコハク酸、乳酸、リンゴ酸などの有機酸の量で、味の濃淡をみるために使われる数値で、現在、日本酒全体の酸度の平均値は1.3~1.5で、これより低いと淡麗、高いと濃醇とみられます。

 

この「純米吟醸 喜楽長」は1.6で、しかも、アルコール度は17~18°ですので、数値から判断すれば、「超辛口芳醇濃厚」となりますね。つまり、コテコテというワケですね。

 

で、飲んでみました。まさに「男のど真ん中」ってところでしょうか!

キャップをみると「創業文政3年」(江戸後期、1818~1830)と明記されている。

さすが「サムライ・ニッポン」ですね。